今日は、久々に雨がしとしと降っている。
地元の梅の花もほんの少し咲いてきている枝もある。梅林の開催が近いので少しは咲いてこないというところか。
1月、2月は比較的忙しくないほうなのだが読書を増やしたりちょっとプログラム(PYTHON)を勉強したいと思い進めると肝心の詰将棋創作がおろそかになる。
まあできないときは、できないんだよ。
詰将棋の作風についてみると結構目指す方向が違ってもいいものには、みんな共感する。
詰パラは、本誌は購読しているがもっぱら解答者である。
今月号に当選の名前があったのがうれしかった。誌代1か月延長だ。
スマホ詰パラ 今回は、主に紹介といった感じになります。
まずフェスから目についたのはラスト
これは、あたまかなさんの作品
初手は、13金か22金かだが13金は、同王で24金に12王で逆王手の筋があり詰まない。
22金が正解だが以下13王に24金、22王、14桂、と筋の良い手筋が続く。
あたまかなさんは、作品を多数投稿しておられるようなので、こういう形で消化しているのかも。
この作品フェスでなくても本編でも全然問題ないですから、(あたまかなさんにしては、筋良くやさしい問題だと思うが)
本編のいくと面白い問題がたくさんあった。
まずこれ
えっ自玉に王手かかってるやん。
53竜、同竜、33馬で詰めば話が早いが52金打ちで詰まないが
73角、同竜、63桂、同竜と引き付けてるとたとえ52金打ちでも(変化図) 43桂不成以下詰むという算段だ。
それで作意は、52金打ちでなく53同竜だが43桂不成、同竜、33馬という筋で詰む。見事な5連続捨て合いですね。こういう発想がすばらしい。
次は、風太郎さんの作品
どうしても34の焦点が気になるがやはりポイント。
1枚減らすなら
こうだが、収束が間延びして悪くなっているなあ。それにしてもこの作品 評価3.6を切ってるのは、きびしすぎない?
次は、この作品
作者は、いつもうまい作品を創るので楽しみにしてるが作品もユニークだ。
右玉には、コレというタイトルがついている。作意を詰ますと果たしてもうちょっとコンパクトな形にならないかとみていたが
実際検討してみるとこれがなかなかうまい配置だ。というのは、77桂と95歩はなんじゃいと思ったら83王の変化で役立ってる。
77桂の配置がうまいのは、初手から63銀成。同王、75桂からの筋が強烈でこれを(77桂)を配置しておくと
邪魔になってうまく上部に玉が逃げこせるという仕掛けになってる。実際 77桂を取ってる見ると63銀成りから簡単に余詰む。
大きく広がってると思った配置もこういう計算があるのである。
次に感心したのは、これ
これは、言うことなし。うまい! ちょっといじろうかと思ったが悪くなる一方なので
このまま鑑賞。これは、スマパラ賞一桁に入ってもらいたいなあ。
そして昨日の作品
並べ返すたびにうまくできてると感心
解説が詳しいのであえて必要ないがポイントは、73馬、64桂、同馬、44王、53馬、55王(途中図)
このとき 歩があれば56歩から詰む。この歩をどこに求めるか、それが42の歩なのである。
ものすごく面白い構想だ。見事というしかない。
なお王方15の歩なんてなんか関係あるのかと思ったら初手から65馬として後から16に角が飛び出す簡単な詰み筋を防いでいる。
その他の作品の個人的な感想
No.12431 ・・・作者にしては、易しめの作品だ。収束は、いつも決める。
No.12435・・・既視感というコメントもあるが好きな作品。これを触ろうと思ったが出来過ぎていてパス。
No.12436・・・この習作は、秀作だ。長編づくりのヒントにもいい感じ
No.12437・・・打ってその後捨てる感触は、いい感じ
No.12440・・・序盤の持ち駒変換は、面白い。収束は、いろいろできそう。
No.12441・・・本当に三輪さんの作品?というコメント(どんなイメージなのかな?)があったが筋の非常にいい小品。
No.12444・・・上部脱出阻止は、限定されるがきれいにまとまってる。
この作品 いろいろやってみようと動かしていてつい元図を間違ってしまいました。
訂正しました。
ご指摘ありがとうございました。