本棚の奥から現代将棋の急所という本がでてきた。
中学生のころ 小遣いを貯めて買った懐かしい本です。 多分この頃 アマ初段くらいだったと思うのですが、この本の内容の深さに感動した記憶があります。
山田定跡でもたくさん勝たせてもらいました。 当時 山田九段(当時は、八段)は、将棋月刊誌に振り飛車破りの研究を連載するという当時としては画期的なことでした。目指すは、打倒大山名人でした。
その山田九段の著作 現代将棋の急所という本に山田九段の詰将棋が10題載っていましたが当時 この10番目は、解くことができず 解答を見て へーこんな手があるんだと感心したのを思い出しました。
その10番です。
この詰将棋 13手詰ですが、いまは、その鮮烈な一手を知っているので簡単に詰みますが、知らないとなかなか大変と思います。
10分で四、五段と書いています。
ヒントは、13手詰です。3手目が妙手で個人的には、山田手筋と思っています。
この山田九段 36歳の若さで急死したのがいまでも残念でなりません。
その古今短篇詰将棋名作選は、実はもっていなく。以前買いそびれたのですが、ネット上でもままいい値段していますね。