咲とその夫

 定年退職後、「咲」と共に第二の人生を謳歌しながら、趣味のグラウンド・ゴルフに没頭。
 週末にちょこっと競馬も。
 

メタボリックシンドローム・・・STOP

2010-07-29 20:54:00 | ヘルス・ビューティ
 健康診断への取り組みが大幅に改正され、既に3年目を迎えており、各自治体での取り組みの成果が出始めているとの新聞記事が目に留まった。

 国の医療費の削減にあたっては、国民が総じて健康であるべきで、それには生活習慣の改善を促すため健康診断のあり方を変える必要があると結論付けられた。
 
 全国にモデル地域を設けて一定の試行期間を経てさまざまな取り組みを行い、結果としてメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に主軸をおいた「特定健診・特定保健指導」が推進されるようになった。

 
 特にメディアでも先進的な取り組み事例として、尼崎市の取り組みが以前も取り上げられていたが、昨日の新聞に大きく掲載されていた。

 「メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)を軸に3年目を迎えた『特定健診・特定保健指導』。各自治体のさまざまな取り組みの成果が出始めている。
 
 兵庫県尼崎市では、緻密な保健指導で重症化予防、入院、医療費の削減に効果を上げる一方、今年から既存の『ヘルスアップ尼崎戦略』を拡大し、国保にこだわらず健診年齢を16~39歳(国保対象:40歳~74歳)にまで引き下げて全市民的なメタボ・健康対策に乗り出した。

 健診の結果、さらに若い世代の生活習慣病リスクも浮き彫りになり、より早期の介入が必要との判断から、7月下旬から小学5年(11歳)と中学2年(14歳)の健診をスタートさせた。」
 (出典:産経新聞7/28付 抜粋)

 正に画期的な取り組みであると・・・・・・。


 16歳~20歳の健診を行ってみると、データが極めて悪いことが分かった。
 
 そこで、食生活などを調査したところ「食事時間が午前0時近くだったり、午後8時だったりめちゃくちゃ。」「食事内容もラーメンや豚丼、その合間にポテトチップやピーチティ。」「主食がホットケーキで、夜がゼリー1食。」「コーラなど清涼飲料水を1リットル以上飲む。」とさまざまであったとのこと。

 「食の概念というか、主食・主菜・副菜というイメージが壊れているのではないか。」と健康支援担当部署の課長さんのコメントが出ていた。


 古きよき日本の大家族での家族団欒の食事風景も少なくなり、手短にコンビに弁当、朝食は抜き、簡単な冷凍食品で、買ってきた惣菜を並べるだけ・・・・・そして、家族がバラバラでの食事。

 お袋の味を知らないで育った子供たち・・・・・生活は便利になったが生活の基本となる正しい食生活ができていない。

 直ぐキレル、イジメル、無差別殺人へとエスカレートしている昨今、家庭における本来の食生活の習慣が失われているところにも教育の崩壊と合わせて問題があるのだろう。


 この尼崎市の「ヘルスアップ尼崎戦略の拡大」は、メタボリックシンドローム対策に合わせて心の健康管理にも結びつく画期的なものであると思いながら拝見した。

 素晴らしい取り組みに拍手 (咲・夫)
 


「瀬戸内の風景」(記事とは関係ありません)

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