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久々に感動モノの映画を観た。
いつものようにTUTAYAにてレンタルの3本のうちの1本。
ドイツ映画。
マカロニウエスタン全盛期の時代、一世を風靡したフランコ・ネロが渋い演技。
かたくなな漢を演じていた。
信念のある漢。
映画の冒頭、ファブリツィオ・コリーニ(フランコ・ネロ)がホテルのスイートルームにいる大物実業家を訪ねる。
しばらくすると傷んだ靴を引きずるようにコリーニが、一階のホールに降り立った。
真っ赤な鮮血が靴底に・・・。
大物実業家を殺害したとホテルの従業員へ一言。
被疑者のコリーニを弁護する国選弁護人が、新米弁護士のカスパー・ライネン(エリアス・ムバレク)となった。
ライネンがコリーニに面会するも、被疑者コリーニが一言もしゃべらない。
30年以上も模範市民としてドイツで暮らしてきたイタリア人のコリーニが、一体何が原因で残虐な殺害をしたのか。
裏には何があるのか。
被疑者が全くしゃべらないから、ライネンは困惑するばかりであった。
ライネンは少しでも減刑にならないかと模索するも、事件の真相を話さない被疑者・・・。
コリーニの過去を知るため生まれ故郷を訪ね、その一家のことを知っている老人に出会うことができた。
これにより、ナチス親衛隊などの実態にコリーニ家が関係していることが分かる。
被害者の大物実業家は、ライネンの少年期の恩人であり、過去の忌まわしい事実を知るうちに恩人であったことと、被害者の過去の実態との狭間に悩みつつも、弁護士の使命として真実を解明していく。
裁判における証人台にイタリアからコリーニ一家のことをよく知るあの老人を呼び寄せ、戦時中の忌まわしき事実を証言させる。
これにより、ついに被疑者のコリーニがすべてを語る。
ドイツ史上最大の司法スキャンダルがあからさまにされる。
寡黙な被疑者・コリーニと新米弁護士ながら事件の真相を徐々に解明する弁護士・ライネン。
この二人を取り巻く芸達者な俳優陣。
論理的に展開するストーリーの素晴らしさ、思わずいい映画を観ることが出来たと思えた。
ナイス。(夫)
(出典:Yahoo!抜粋)
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