咲とその夫

 定年退職後、「咲」と共に第二の人生を謳歌しながら、趣味のグラウンド・ゴルフに没頭。
 週末にちょこっと競馬も。
 

第54回宝塚記念・・・回顧

2013-06-24 22:03:05 | スポーツ
 23日(日)、東京5レースの2歳馬デビュー戦、思わず笑ってしまう馬名が聞こえてきた。念のために馬名を見ると、「オキテスグメシ」であるから、聞き間違いではない。“起きて、すぐ飯”とは、馬もビックリの名前

 その同馬、ゲートのタイミングが悪かったのか大きく出遅れ・・・起きていなかったのか。向正面で追い上げるも結果は、16頭中最下位。

 「オキテスグメシ」・・・とは、忘れられない名前。

 さて、週末までの梅雨どきの雨で相当水分を含んでいた阪神競馬場、それでも土曜日の後半から良馬場になってきた。

 翌日のメイン「宝塚記念」も良馬場でレースが行われる見込み、ところが、この日は小雨のまじる天候。再三天気に関する情報も入っているが、パンパンの良馬場ではないらしい・・・。

 結局、本日の芝も時計のかかる力のいる馬場とか。それならば、追加投票を・・・。

 1着にフェノーメノ、ゴールドシップ、2着にフェノーメノ、ゴールドシップ、トーセンラー、3着にフェノーメノ、ゴールドシップ、トーセンラー、ジェンティルドンナ、ナカヤマナイト、ダノンバラード・・・3レンタンフォーメーション16点。

 結果は涙。

 大勢の競馬ファンが詰めかけた阪神競馬場、自衛隊音楽隊による生演奏のファンファーレと共に発走時間がやってきた。大外ジェンティルドンナのスタートがもっともいいが、何とゴールドシップもうまく押し出して4番手にスーッとつけた。

 内から大方の予想のとおりシルポートが先手を主張、番手にダノンバラード、3番手にジェンティルドンナが追走。馬場を考慮したフェノーメノの鞍上・蛯名正義騎手は、外の方に出しながら5、6番手から追走。

 トーセンラーの武豊騎手も後方待機策を捨てて、早めに上がってフェノーメノの内の5番手から追走・・・。

 先手を主張したシルポートは、2コーナーから向正面では15馬身も離して先頭を・・・何と、最初の1000メートル58秒5のハイペース。2番手集団の先頭にはダノンバラードが後続を3、4馬身離して追走。

 先を行くシルポートが早くも3、4コーナー中間から4コーナー出口に向かっている。後続も徐々に前に詰め寄ってきて、最後の直線に向かった。ところが、シルポートの脚いろが一気に悪くなってきて、残り200になるとダノンバラードが難なく交わして先頭に躍りでて逃げ脚を伸ばしている。

 一方、3強もここぞとばかり追い出しに掛かって、ゴールドシップ、ジェンティルドンナ、フェノーメノが伸びてきた。さらに直後のトーセンラーも懸命に追い出しているが、馬場が向かないのか思うように伸びない。

 そして、力のいる急坂を一気に駆け上がったゴールドシップがジェンティルドンナとフェノーメノを突き放し、内のダノンバラードも一気に交わして先頭へ、そのまま伸びる、のびる・・・後続に3馬身2分の1差をつけてゴールイン。

 残る3強の一角、ジェンティルドンナとフェノーメノも懸命に追うが、内のダノンバラードを交わすことができない。3着争いに終わった。

 その3、4番手からさらに離されてトーセンラーが5着に入線・・・。

 昨年に引き続きステイゴールド産駒の勝利。1着から6着には、ステイゴールド産駒とディープインパクト産駒の6頭が入線。下馬評にもあったが、すんなりと3強のワン・ツー・スリーとはならなかった。

 TV画面であるが、最高の宝塚記念レースを観戦できた。

 ところで、プロ野球の方、5連勝で臨んだ日本ハム、逆転されて1-2の敗戦であったらしい。(夫)

[追 記]~レース後のコメント~
1着 ゴールドシップ(内田博騎手)
 「強いゴールドシップが帰ってきたことを本当に嬉しく思います。調教でいい動きをしていたので、スタートが他馬より速くなくても押して行けば前につけられるという自信がありました。なるべく前で、タメながらレースをしたかったんです。うまく行きました。強いメンバーが揃っていて、この相手でどれくらいやれるかと期待の方が大きかったのですが、力で捻じ伏せてくれて、これからの活躍がさらに楽しみになりました」

(須貝尚介調教師)
 「2週前から内田騎手が来てくれて、厩舎一丸となって頑張った結果だと思います。レースは内田君と馬に任せていました。前へ行けることは以前から確信していましたし、今日は内田君が馬の気持ちを引き出してくれました。また、馬場が味方してくれた面もあると思います。頂点に立った訳ですから、もっともっと強くなれるようにやっていきたいと思います。今後についてはオーナーサイドと相談して決めたいと思います」

2着 ダノンバラード(川田騎手)
 「2番手でしたが、自分が先頭のつもりでした。スムースに自分のリズムで走れました。早めに動いて、最後までよく頑張ってくれました」

3着 ジェンティルドンナ(岩田騎手)
 「少し力む面があり、ハミを噛んでいました。さらに重い馬場で切れ味を殺がれました。それでも頑張ってくれると思ったのですが...」

4着 フェノーメノ(蛯名騎手)
 「前掻きしていたところでゲートが開き、あまりいいスタートではありませんでしたが、馬場のいいところを走らせました。思ったよりも道悪はうまくない気がしますね。思うように上がって行けませんでしたし、バテてはいませんが、伸びてもいません」

5着 トーセンラー(武豊騎手)
 「いいレースは出来ました。状態も良く、いい感じでしたが、一番は馬場の影響だと思います。重い馬場は得意ではありませんから」

8着 スマートギア(松山騎手)
 「メンバーが揃った中、終いはしっかり伸びています」

10着 シルポート(酒井騎手)
 「今日は返し馬からやる気満々でした。久しぶりにこの馬らしい競馬が出来ました。今日の感じなら、また距離を短くすれば重賞でもやれる感じを受けました」



参考資料:競馬エイト、サンスポ、大スポ、JRA-VAN NEXT他

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