昨日の天皇賞(春)、好スタートを切ったのはナムラクレセントであったことから、そのまま先手を主張するかと思いきや、内からビートブラック、中からゴールデンハインドが並びかけてこれら3頭が馬群を引っ張る形になり、ナムラクレセントは3番手に控えながら追走・・・。オルフェーヴルは抑えて後方3番手外で狙いの位置を確保のように思われた。
ところが、前を行くゴールデンハインドとビートブラックの2頭が後続をグングンと離し、20馬身近くも引き離し、その10馬身後にナムラクレセント、さらにその10馬身後に後続馬群が追走。そして2周目の3、4コーナーでも前の2頭の勢いは落ちない、先頭にはビートブラック。
4コーナー出口では、頼みのナムラクレセントが馬群に呑み込まれたが、最後の直線でもビートブラックの脚いろは衰えない。
後方にいるオルフェーヴルは、懸命に大外から追い出すも伸びない・・・おい、おい。終始中団から前で競馬をしていたトーセンジョーダンが、一気に2番手に上がりビートブラックを懸命に追うも・・・4馬身差、届かなかった。
3着には、中団から後方の12、3番手を追走していたウインバリアシオンが、メンバー最速の33秒5の末脚で入線するも、1着馬とは6馬身差・・・。超1番人気のオルフェーヴルは、11着同着の大惨敗。 魔の18番枠なのか・・・。
競馬とは、展開ひとつで分からないものである。
某評論家によると「ナムラクレセントが逃げる2頭に詰めて3頭併せになっていたら、後続ももっと前に詰めることができただろうが、先頭2頭、離された1頭、さらに離された後続、こうなった場合には先頭が逃げ込める態勢になることが多い」とか。
ここまでのレース展開になると、逃げることに賭けた鞍上石橋脩騎手の決断に拍手である。
はるか昔、福永祐一騎手の父・福永洋一元騎手が、雨に煙るなかを気まぐれジョージことエリモジョージに騎乗し、人気ウスの同馬の単騎逃げを敢行し後続に影を踏ませないで優勝・・・17頭立ての12番人気であったとか。このような古い映像が、脳裏にフッーと蘇った。
当方、ナムラクレセントとオルフェーヴルの馬連とワイドの馬券を握ってのTV観戦も、どーと疲れの残る結果に・・・ため息のみ。
ナムラクレセントに騎乗した和田竜二騎手は「展開は絶好であったが、球節を痛めてしまったようす。大事に至らなければいいが・・・」と、レース後にコメントしたとのこと。
これなら、勝負どころで逃げる2頭に絡めず、ズルズルと下がったことも頷ける。
ところで、東京準メインのオアシスステークス、大橋厩舎のナムラタイタンと当方追っかけ馬のスタッドジェルランの2頭が、1、2着に入り、バッチリであったもので・・・さらに弾みがついたと思って観戦の天皇賞、それだけに疲れも大きかった。(笑)
福島メインの追っかけ馬、ミキノバンジョーにも期待していたが、終わってみれば、中途で鞍上としっくりいかないように思われ、得意の末脚も不発だった。(夫)
[追 記]
いったい何が起こったのか、場内が静まり返った。14番人気のビートブラック(牡5、中村)が大金星を挙げた。道中後方を離して逃げたゴールデンハインドの直後につけたビートは、2周目3コーナーを過ぎた坂の下りで先頭に立ち、そのまま後続を封じ込めた。2着トーセンジョーダンに4馬身差もつけた。
重賞初制覇で勝ちタイムは3分13秒8。
鞍上の石橋脩騎手(28)はデビュー10年目でG1初制覇。「あぁ、ホント、信じられないです。自分のペースでと思って、思い切っていきました。またがった時に状態がすごくいいと思ったし、(馬を)仕上げてくれたみなさんのおかげです」と笑顔を見せた。3着にウインバリアシオンが入り、圧倒的人気のオルフェーヴルは直線伸びを欠いて11着同着に終わった。
(出典:JRA-VAN NEXT 抜粋)
(出典:JRA-VAN NEXT 抜粋・・・歓喜の石橋脩騎手)
参考資料:競馬エイト、サンスポ、大スポ、JRA-VAN NEXT他
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ところが、前を行くゴールデンハインドとビートブラックの2頭が後続をグングンと離し、20馬身近くも引き離し、その10馬身後にナムラクレセント、さらにその10馬身後に後続馬群が追走。そして2周目の3、4コーナーでも前の2頭の勢いは落ちない、先頭にはビートブラック。
4コーナー出口では、頼みのナムラクレセントが馬群に呑み込まれたが、最後の直線でもビートブラックの脚いろは衰えない。
後方にいるオルフェーヴルは、懸命に大外から追い出すも伸びない・・・おい、おい。終始中団から前で競馬をしていたトーセンジョーダンが、一気に2番手に上がりビートブラックを懸命に追うも・・・4馬身差、届かなかった。
3着には、中団から後方の12、3番手を追走していたウインバリアシオンが、メンバー最速の33秒5の末脚で入線するも、1着馬とは6馬身差・・・。超1番人気のオルフェーヴルは、11着同着の大惨敗。 魔の18番枠なのか・・・。
競馬とは、展開ひとつで分からないものである。
某評論家によると「ナムラクレセントが逃げる2頭に詰めて3頭併せになっていたら、後続ももっと前に詰めることができただろうが、先頭2頭、離された1頭、さらに離された後続、こうなった場合には先頭が逃げ込める態勢になることが多い」とか。
ここまでのレース展開になると、逃げることに賭けた鞍上石橋脩騎手の決断に拍手である。
はるか昔、福永祐一騎手の父・福永洋一元騎手が、雨に煙るなかを気まぐれジョージことエリモジョージに騎乗し、人気ウスの同馬の単騎逃げを敢行し後続に影を踏ませないで優勝・・・17頭立ての12番人気であったとか。このような古い映像が、脳裏にフッーと蘇った。
当方、ナムラクレセントとオルフェーヴルの馬連とワイドの馬券を握ってのTV観戦も、どーと疲れの残る結果に・・・ため息のみ。
ナムラクレセントに騎乗した和田竜二騎手は「展開は絶好であったが、球節を痛めてしまったようす。大事に至らなければいいが・・・」と、レース後にコメントしたとのこと。
これなら、勝負どころで逃げる2頭に絡めず、ズルズルと下がったことも頷ける。
ところで、東京準メインのオアシスステークス、大橋厩舎のナムラタイタンと当方追っかけ馬のスタッドジェルランの2頭が、1、2着に入り、バッチリであったもので・・・さらに弾みがついたと思って観戦の天皇賞、それだけに疲れも大きかった。(笑)
福島メインの追っかけ馬、ミキノバンジョーにも期待していたが、終わってみれば、中途で鞍上としっくりいかないように思われ、得意の末脚も不発だった。(夫)
[追 記]
いったい何が起こったのか、場内が静まり返った。14番人気のビートブラック(牡5、中村)が大金星を挙げた。道中後方を離して逃げたゴールデンハインドの直後につけたビートは、2周目3コーナーを過ぎた坂の下りで先頭に立ち、そのまま後続を封じ込めた。2着トーセンジョーダンに4馬身差もつけた。
重賞初制覇で勝ちタイムは3分13秒8。
鞍上の石橋脩騎手(28)はデビュー10年目でG1初制覇。「あぁ、ホント、信じられないです。自分のペースでと思って、思い切っていきました。またがった時に状態がすごくいいと思ったし、(馬を)仕上げてくれたみなさんのおかげです」と笑顔を見せた。3着にウインバリアシオンが入り、圧倒的人気のオルフェーヴルは直線伸びを欠いて11着同着に終わった。
(出典:JRA-VAN NEXT 抜粋)
(出典:JRA-VAN NEXT 抜粋・・・歓喜の石橋脩騎手)
参考資料:競馬エイト、サンスポ、大スポ、JRA-VAN NEXT他
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