タップダンスシチー・・・乗馬に

　ジャパンカップ、宝塚記念などＧ１を2勝、金鯱賞3連覇など重賞を7勝して、2005年の有馬記念を最後に引退し種牡馬生活に入っていたタップダンスシチーが、ノーザンホースパークにて乗馬になるとの記事が、某スポーツ紙に掲載されていた。

　2006年度の初年度には、163頭の種付けをしたが産駒の成績不振のため、そのあおりを食って種付け頭数が一気に下降していたらしい。

　なんでも今年は1頭のみになっていたとか。

　競走馬（牡馬）は、デビューして新馬戦もしくは未勝利戦、500万下、1000万下、オープン戦と勝ち上がって行き、オープン戦でもグレードレースの重賞競走のＧ3、Ｇ2、Ｇ1へと次々と勝ち上がり、好成績を残すことで初めて第二の人生、いえいえ馬生かな、その種牡馬生活に入って・・・・・より、強い子孫を残すこととなる。

　その間、500万下、1000万下などを何度も出走し、最後には階級を上がることができないで引退し、乗馬、地方競馬、研究用などへと流れて行く・・・・。

　最も悲惨なことは、競走中などで骨折などの不慮の事故により予後不良となることであろう。

　栄えある種牡馬生活に入るのは、一握りの優秀な競走馬であって、どこの世界でも同じような境遇にある。

　例え小さな組織であっても、ピラミッドの頂点へと駆け登るのは一握り・・・・・。

　競走馬の世界は、連綿の如く連なっている血脈を守ることであり、人間以上に血統がキチンと守られている・・・・より速く、より美しく、より強く


　ところで、タップダンスシチーが、乗馬に転向してノーザンホースパークにおいてその余生を送ることとなったらしい。

　粘り強く、懸命に走り、重の東京競馬場で後続に影も踏ませないで、圧勝したジャパンカップでの雄姿が思い起こされる・・・・9馬身差の圧勝。

　いい仔を送り出すことができなかったことは無念であろうが、ノーザンホースパークにおいて、そのスターホースとしての余生を送ってもらいたい。（夫）

参考資料：競馬エイト、サンスポ、大スポ、JRA-VAN NEXT他



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思いつき発言・・・菅直人首相

　パリで開催されたＧ８首脳会議に出席していた菅直人首相が、経済協力開発機構（ＯＥＣＤ）の演説で、いつものように“思いつき”発言を行ったとのニュース。

　“太陽光パネルを1千万戸設置する”とのこと、何の裏付けもなく、どのような計画で進めるのか、各戸に対してどのような形で補助するのか、補助金はどのように捻出するのか、どの地域からどのように進めるのか、大量の太陽光パネルの調達と壊れたり廃棄する際はどのように処理するのかなど・・・・・・。

　本当に実現できるものか、もっと細かな計画と将来展望などを実務レベルで積み上げて、ありとあらゆる角度から検討しこれなら大丈夫との裏付けがあって初めて公表すべきものと思われるが、今回のような国際的な会議におけるただ単なるパフォーマンスのために安易に発言しているように思われる。

　鳩山由紀夫前首相発言の二酸化炭素など温室効果ガス25％削減目標、まさに“絵に描いた餅”発言となんら変わらないものである。

　国のトップである与党民主党のトップとは、この程度のものであるのかと、またしても幻滅するような話である。
　
　“太陽光パネルを1千万戸設置”の件について、その推進すべき担当相の海江田万里経済産業相は、「報道を通じて知った。聞いていない」と発言しているとか。

　やはり、この程度の思いつき首相であり、一度座ったら余りにも居心地のいい権力の座であったから、今さら降りたくないと執拗に次々と裏付けのない発言で固執しているように国民には思える。

　
　太陽光パネルは、確かにいいものと思われるが、雪国などではどれほどの効果があるものか、屋根に雪が積もった際に雪害によって破損とか落下とかのデメリットの方はどんなものだろうか。

　費用対効果から、見て果たしてどんなものであろうか・・・・・（夫）


[追　記]
　「海江田万里経済産業相は31日の記者会見で、菅直人首相がパリでの経済協力開発機構（ＯＥＣＤ）の演説で太陽光パネルを1千万戸設置すると表明したことについて、首相からは帰国後に初めて聞かされたことを明らかにした。その上で『共通の目標として頑張っていこうという話になった。これからしっかりとしたプランを作る』と述べた。
　海江田氏は27日の記者会見で、首相の発言を『報道を通じて知った。聞いていない』と不満を表明していた」との報道があった。
（出典：MSN 産経ニュース 抜粋）


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