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毎週面白く拝見しているNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」、先日の展開には思わずのめり込んでしまった。
先週、とある浮世絵を見た蔦重(横浜流星)、その筆の筆致から居なくなってしまった唐丸(渡邉斗翔)ではないかと疑念が沸いた、恐らく間違いないと。
そして、探しあぐねて北川豊章(加藤虎ノ介)の長屋を訪ねると蔦重は、捨吉(染谷将太)と称す男に出会う。
すると、それこそ昔の唐丸ではないかと思い、尋ねると違うとの返答だった。
後日、唐丸に違いないと確信した蔦重は、ある策を思いつき改めて長屋へ向かった。
以前、唐丸が模写した浮世絵を入り口に忍ばせると、それを見た捨吉が放った言葉に・・・。
これで間違いないと思った蔦重は、部屋に入って談判する。
徐々に真実を話しはじめる捨吉、人別帳にもない出自であること。
蔦重と出会うまでの少年時代、壮絶な生き様を体験していたこと、そのため、生きている価値がなく早く死にたいと願望しながら今日に至っているとのこと。
とても、涙なしでは聞けないような話である。
何としても、立ち直らせてまっとうな生き方をさせたいと思った蔦重は、駿河屋のおやじさん夫婦に捨吉(唐丸)を何とかしたいと、胸の内を打ち明ける。
すると、今は居なくなって行方不明の蔦重の弟の人別を使うことを思いついた女将のふじ(飯島直子)、それを反対する市右衛門(高橋克実)の意向を押し切ってしまった。
これで、捨吉は人別帳に蔦重の弟として載ることとなる。
その後、雅号を歌麿と称して、蔦重と共に浮世絵の世界で名を轟かせることとなる。
歌麿の真実の出自は、ドラマの如くではないであろうけど、花魁・瀬川や平賀源内の居なくなった当該ドラマに勢いつけるためにも、歌麿登場の下りは視聴者をくぎ付けするものであった。
素晴らしい展開である。
当方、唐丸は東洲斎写楽として登場し、再び蔦重のもとを去って行くものと思っていた。
ところが、このような展開になろうとは、想定外であり、想定外の面白さでもあったと思った。
次週以降が・・・益々、楽しみである。(夫)

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