半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『11.25自決の日 三島由紀夫と若者たち』を観ました。

2013-05-04 06:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 数々の名作と伝説を残し、1970年11月25日に、防衛庁内で衝撃的な自決を遂げた一人の男、三島由紀夫。
頂点を極めた大作家の壮絶な最期に、世界中が驚愕した。45歳という短い人生を自ら幕引きした彼は、その人生において、何を表現したかったのか。
ともに割腹した青年・森田必勝(楯の会学生長)と三島の、その心の奥底には、何が潜んでいたのか。
公式サイトより)

 昨年10月にお亡くなりになった若松孝二監督の作品です
 俺自身、「三島由紀夫」という方は、「作家」「防衛庁での演説」「割腹自殺」というキーワードが記憶にあります。
ですが、彼の作品は全く読んだ事がありませんので、正直、このブログで偉そうに語れる立場にありません
この映画での彼は、既に作家としては円熟期(と言っていいのかもわかりませんが)にあり、作家としての「三島由紀夫」を知るシーンはあまりありません
逆に、「強烈な愛国心」であり、自身の中にある「尖った意志」というのが描かれていると思います。
「どうしてそこまで・・・」と思ってしまう点、やはりまだ彼、そして彼が愛した時代の日本が分かっていないものと思われます
だって、かなり好青年であった森田さえ、あれほど三島を慕ってしまうんですもんね・・・全てを捨ててまで付いていくほど、感じるものがあるのでしょう・・・その点をこの作品で理解したかった気がします。
映画鑑賞後、ネットで、三島由紀夫という存在をいろいろと読みました。そして、彼の壮絶な最期の記事や当時の写真、そして動画も観ました
演説シーンなどを見た感じ、映画がかなり忠実に再現されていることが分かりました。
(周囲のヤジまでもが一緒でビックリしました
間違い無く、一つの時代の象徴であった彼を、この作品だけで知ろうとするのがダメですかね・・・ちゃんと作品読んで、勉強しないと・・・
ちゅうことで、自ら民兵組織を作るという考え方が物凄い・・・で50点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
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2013GW4日目は四十九日・・・

2013-05-03 22:00:00 | 日々をたらたら(日記)
 暦通りの2013年GWの4日目、晴れ
今日は先々月にお亡くなりになったおじいさんの四十九日の法要ってことで、朝食後、カミさんの実家に向かった
(さすがにGWってことで、道中は渋滞ばっかり・・・
10:30到着しお昼過ぎに終了。
途中、お線香をあげるところで、sのすぐ後ろに並んでいたYが、不注意で、手に持っていたお線香をsの後頭部に・・・
静かな周囲の中で、sの号泣ショーが始まってしまった・・・まあ、ちょっとの火傷で済んで良かった
・・・GWも、残り3日かぁ・・・長いようで短いなぁ・・・
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『スノーホワイト』を観ました。

2013-05-03 06:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 スノーホワイト(クリステン・スチュワート)は、マグナス王と王妃に大切に育てられた外見も心も美しいプリンセス。しかし、母亡きあと、新しい王妃に迎えられたラヴェンナ(シャーリーズ・セロン)に父王を殺されたスノーホワイトは、国を乗っ取られ、7年間の幽閉生活を送ることになる。一方、女王ラヴェンナは魔法の鏡にいつも問いかけていた。「鏡よ、鏡。この世でいちばん美しいのは誰?」「もちろん女王様です」しかしある日、鏡はこう言った。「この世でいちばん美しいのは女王様ですが、やがてあなたよりも美しい娘が現れます。その時、娘の心臓を食べれば、あなたは永遠の美と若さを手に入れ、不死身となるでしょう」その娘が自分の継娘スノーホワイトと知った女王は、彼女を殺そうとするが、闇の森へ逃げられてしまう。
Moviewalkerより)

 序盤から激しい合戦が繰り広げられていますが、敵が何者 って感じです。
そこで捕虜としてとらえられていたラヴェンナ・・・って、どーみても捕虜に思えないんですが・・・
・・・さらに、マグナス王、決断速すぎますぅ・・・ 捕虜をどーあつかってるんでしょうか
殺されちゃったのは、ちょっと「必然」にも見えてしまって・・・残念ですぅ
ラヴェンナが女王となって、まさか、昔懐かしの「カガミよカガミ、この世で一番美しいのは」なーんてセリフが聴けるなんてねぇ・・・
で、このカガミも正直にスノーホワイトを言っちゃうもんだから、ここから「女の戦い」が始まります
この戦い、時間としては長いし、色々な刺客が送られてきますが、なーんかイマイチ・・・。
ただ、昔話とオーバーラップして観ていると、妙に現代風になってるので、ニヤニヤできます
「おお、ここで毒リンゴか」とか、「これが7人の小人たち」とかね
もっともっと窮地に追い込まれたり、物凄いキャラを出して、お祭りして欲しかったラストでした。
ちゅうことで、どーしてもクリステン・スチュワートが出ていると、どっかでヴァンパイアが助けに来そうで・・・で55点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
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『サニー 永遠の仲間たち』を観ました。

2013-05-03 04:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 完璧な夫と高校生の娘に恵まれ、不自由のない生活を送っていた主婦のナミ。ある日、母の入院先で、高校時代の友人チュナと再会する。25年前、ソウルの女子高へ転校したてのナミを、姉御肌のチュナが仲間に入れてくれたのだった。チュナが率いるグループには、二重まぶたに憧れるチャンミ、国語教師の娘なのに口汚いジニ、キレると怖い文学少女のクムオク、ミス・コリアを夢見るポッキ、そして謎めいた美少女のスジがいた。個性豊かな7人のメンバーは、友情の証としてグループを“サニー”と名付け、ずっと一緒にいようと誓うが、ある事件がきっかけで離ればなれになってしまう―。
公式サイトより)

 「韓国で大ヒット」「超ロングセラー」という情報だけで、とりあえず録画してみた次第です
 大人になって、それぞれの生活に、それなりの「満足感」を得ているナミを始めとした女性達・・・
彼女らが、チュナの病気(ガン)をきっかけに、過去の「仲間」に再会していきます
彼女達にとってみれば、「サニー」は、一番多感であった高校生時代に出逢って、泣いて笑って、様々な経験をした、かけがえのない「仲間」。
ただただ、「思い出す」ってカタチでとどまらず、当時やったような行動をおこしちゃう所が、かっとんでいるなぁ・・・と
「男の友情」を描いた作品って、かなり尖がった経験なんかを題材にすることが多いですよね。命にかかわるようなことも
で、この「女の友情」も、なかなか負けてませんね。最初は、(良く学生時代に見た)「気の合う軍団」って感じで、ちっちゃいエピソード中心でしたが、だんだんエスカレートして・・・
更に、「似たようなキャラの集まり」じゃない点も面白かった
「女の友情物語」ってネタだけだと、俺の性格からして、絶対に飽きがくるものと予想してましたが、意外にもちました
現代と、1986年の高校生時代とを切り替えていくのが、結構テンポもタイミングも良かったと思います
あとは、やはり音楽ですかね
俺のストライクである80年代の洋楽、使いまくってましたね
比較的、聞き流していた「サニー」って曲、この作品で、踊りまで焼き付いてしまいました
ちゅうことで、チュナの遺言は笑えたとして、どんだけお金もってねん・・・で60点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
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『デクスター(シーズン7・全12話)』を観ました。

2013-05-02 21:00:00 | どらまの部屋
 デボラにトラビス・マーシャル殺害現場を目撃され動揺しているデクスターだが、兄妹は殺害にかかわった事実を隠そうと奮闘しながら距離を縮めていった。その一方、マイク・アンダーソン刑事は不運な事件に巻き込まれてしまう。クインとバティスタが償いを始める。またラゲルタはある証拠を発見するが、その証拠は解決済みのベイハーバー・ブッチャー事件を考えなおさせるものとなる。それはデクスターとデボラにとって問題となることを暗示していた。
FOXPREMIUM番組紹介より)

 (毎度言ってますが)今見続けているドラマでは、一番面白いと思っている「デクスター 警察官は殺人鬼」のシーズン7です
今回も予想以上に面白かった・・・というか、色々な意味で、また「転機」を感じたドラマでした
ポイントは3つあったかな
 1つめは、やはり、シーズン6の最終回で、ついに妹デボラに素性がバレてしまったデクスターがどうするかって所でした。
何せ、デボラは、ク○がつくくらいの「真面目な刑事」ですから、いくら「生かしておけないくらいの犯罪者」でも、それを殺すということを正当化している兄は許せない・・・
けど、同じくシーズン6で、兄に対する(兄弟という枠を越えた)愛情を持っている自分に気づいてしまったデボラなだけに、今回は悩みに悩みます・・・
ある事件で、デボラ自身が殺されそうになり、そこから、兄の「必要悪」というものを少し理解してしまう・・・兄をかばう行為が更に難しい状況に・・・
この兄弟、どーなってしまうのか
 2つめは、新しい女性、ハンナの存在ですね
彼女も、生い立ちや考え方は違えど、「シリアル・キラー」であることを理解し、デクスターは愛してしまいます。
デクスターの愛する女性は、様々ですね。妻であったリタには、自分がシリアルキラーであることは全く知らせず「別の居場所」って感じであり、これはこれで、子供も生まれているし、いい場所だったんでしょう。次にシーズン5に現れたルーメンという女性には、自分がシリアルキラーであることを理解してもらい、一緒に行動もします、「悪を裁く」という行為に興奮さえ覚えるルーメンでしたが、最終的には、デクスターについてけなかった(というか、自分の生きる道が違うことを悟った
で、ハンナですが、何か最後まで不思議な女性でした。お互いをシリアルキラーとして分かって、かつ愛し合っている(少なくともデクスターは)けど、じゃあお互いを詮索するかっていうと、踏み込まない。デクスターにとっては、自分の素性を心まで理解して「もらえそう」な存在でした(あくまで「もらえそう」というのがポイントかと)。
で、何と言っても、「美しい魅力」というのをプンプン感じます・・・俺も惚れちゃいましたもん
彼女の終盤の行動も、真意が何なのか分からないです(俺がアホなだけかも)。結局、何だったのか分からない・・・それが魅力のハンナでした。
願わくば、次のシーズンも出てきて欲しいです
 3つめは、同僚の刑事「だった」マリアの存在を挙げなくては・・・ですよね
デボラに殺人現場を目撃されたデクスターが動揺したのか・・・ほんのちょっとした「ミス」をマリアが発見してしまいました
自ら捜査をしていくうちに、浮彫になってきた、シリアル・キラー=デクスターという予想
周囲の反対にあったり、自らもデクスターの「上手の攻撃」に窮地に立たされますが、マリア自身も、策士でしたねぇ
(デクスターを誘いこむために、犯罪者を逃がすなんて・・・怖い考え方だなぁ
シーズン7のラストは、(ハンナ失踪ということで、キャラが減りましたが)デクスター、デボラ、マリアが対峙するという、これまたショッキングなシーンでした。
そして、あの結末・・・やってしまいましたねぇ・・・
どんどん追い込まれていくデクスター、そしてデボラ・・・
次のシーズン8でラストという発表もあったようで、確かに、物語は、エンディングに近づいているように思えます。
ちゅうことで、最後は「デクスターがデボラを・・・」ってコトが無いようにしてほしい・・・で85点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
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