半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『フラッグ・デイ 父を想う日』を観ました。

2023-07-29 05:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 1992年、全米にショッキングなニュースが流れる。アメリカ最大級の贋札事件の犯人であるジョン(ショーン・ペン)が、裁判を前にして逃亡したのだ。彼にはジェニファー(ディラン・ペン)という娘がいた。父の犯罪の顛末を聞いたジェニファーは、こうつぶやく──「私は父が大好き」。史上最高額の贋札を非常に高度な技術で偽造したジョンとは、いったいどんな男だったのか?父の素顔を知っても愛情は変わらなかった娘との関係とは?ジェニファーが幼い頃から「平凡な日々を見違えるほど驚きの瞬間に変えた」父との思い出を宝物のように貴い、だからこそ切ない日々がひも解かれていく──。
(公式サイトより)
 実話だそうです。
主演を務めているS.ペンさんが、構想15年も経て、監督した作品だそうで・・・
彼が演じるジョンの娘役の人・・・「可愛いなぁ」などと思っていたら、「ディラン・ペン」・・・実の娘さんだそうで・・・知らなかったなぁ
(ついでに、エンドスクロールにて、もう一人「ペン」がいて、兄貴)
ジョン一家は、最初から「荒れて」います
喧嘩の末、ジョンが出て行ったけど、その後のジェニファーの行動を観る限り、母親のほうがイマイチだったのかな
再婚相手も激ヤバだしね・・・
都度都度、ジョンを頼りにいくと、ジョンも優しく迎え入れてくれてますよね。その点は、「拠り所」として伝わりました。
ただ・・・
観ていて、ジョンに「父親として尊敬するか」というと、100%「ノー」って感じですよね
不器用なのもあるけど、定職につかないし、ヤバい奴らとの繋がりも断てないし、愛してくれている娘に本音も出せない・・・
ジェニファーがどんどんと成長しちゃって、とってもキレ者になっていく様が、どーしても比較しちゃいますよね。
その後の再会でも、そんな成長の「違い」から、会話もズレちゃってて・・・
それを許容するくらい大人になったジェニファーだけど、一番の「家族」の、事件、逃亡シーンは、そりゃあ、ああなっちゃうんですね
父親が「どーして」あそこまで、あんな感じになっちゃったのか
娘があんなにキレ者となって、ある真相を掴んでて、とっても興味深かったけど、そこにはあまり触れてくれなかったし・・・
その辺が少し消化不良でした。
ちゅうことで、父娘にだけ分かれば良いという意味だったのかな・・・・で、45点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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