半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『余命』を観ました。

2011-02-27 06:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 敏腕外科医・百田滴(松雪泰子)は結婚10年目にして妊娠する。過去に乳がんを患い、子供を授かることを期待していなかっただけに、カメラマンの夫・良介(椎名桔平)と至福の時間を味わう。しかし喜びもつかの間、全身性の乳がんが再発する。出産は38歳の滴にとって最後のチャンス。しかし産んだところで自分は育てられない。子供を諦めて治療に専念すべきか、ガンの進行を早めることになっても子供を生むか、病を知り尽くした滴は苦渋の決断を迫られる…。
goo映画より)

 松雪泰子さんの、全く似合わないバイクシーンから始まりました
冒頭の「敏腕」ってのは良く分かりませんが、医学に精通している彼女だけに、幾つか印象的なシーンがありました。
ガン再発に気付くシーン、「命」の選択に迫られるシーン・・・
彼女は「強い」です。殆どの判断、そして行動を一人でしちゃいます
自分の中にもう一つの「命」を授かっている状態で、ガン再発に気付いて自らを診察するシーンが良く表れてますよね
収入が不安定な亭主に対しても、あくまで強く接してるし・・・
でも、友人しかり、亭主しかり、やはり彼女には必要な、そして大切な存在です
支えてくれる、手をさしのべてくれる人がいて、ホントに良かったとも思えるものだなぁ・・・と
芯が弱かった旦那が、しっかり者になって帰ってきて良かった良かった
また、この作品は、主人公が結果的に亡くなってしまいますが、そこの「哀しみ」に焦点を当ててない点もちょっと意外でした。
滴は、子供の中でしっかり生きているようですし、良介もしっかり子育てをしているし、ちょっと臭いけど、なんか清々しい
ちゅうことで、最後の滴のだっこシーンは、やたら長くて・・・で60点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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