半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『Love,サイモン 17歳の告白』を観ました。

2019-07-20 04:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 サイモンは両親と妹の明るい家族に囲まれて暮らす普通の高校生の男の子。しかし、実はゲイであるという秘密を抱えていた。 ある日、学校に匿名のブルーというゲイの同級生がいることを知ったサイモンは、思い切って連絡を取る。メールを通じてブルーに惹かれていくサイモンは、一体誰がブルーなのか気になり始める。 そんな折、同級生にメールの履歴が見つかってしまい、彼から自分の女友達との恋の橋渡しをするように脅迫されてしまう。
(公式サイトより)

 うん、普通の男の子です。。。家族とも「壁」を感じませんし、友人たちとも何でも話ができるように思いました。
でも、心の中の「自分」に気づいても、それを今さら家族・友人たちに語るワケにもいかないですよぇ・・・それによって「壊れる」というのが怖いし・・・
いや、一人だけ、変な奴がいました。マーティンは、必ずクラスにいる「空気が読めないやつ」でした
そんなマーティンに「秘密」を握られちゃヤバいですね。サイモンを自分のために利用するなんてサイテーな奴です
(金銭要求とかまでいかないのが、高校生らしいかも)
自分の「秘密」も言えずにしまっているうえに、マーティンにも振り回されて・・・余裕なくて、リアの気持ちなんて全く気付いてないんですね
サイモンの「お膳立て」で気分良くなっちゃったマーティン、あのアメフトの試合前の告白シーンは、彼なりの「最高潮」だったんでしょうけど・・・
(ま、あれで成就しても、それはそれで良かったかも 映画として路線が変わってしまうけど)
奈落の底に落ちたマーティンは、ついに「秘密」を暴露しちゃって・・・辛い時間が始まりました
でも、マーティンが育った「場所」の面々は優しかったですね。
母親はもちろんですが、健気にいろいろと気を使ってくれる妹、そして(一見、少し偏見がありそうだったのに)息子の「心の悩み」に気づけず泣く父親がねぇ・・・
そんな「後押し」もあって、自ら発信し、「前を向く」決意をしたサイモン。
そんな彼に、(距離を置いていた)友人たちも、寄り添い、応援。
そして、あの観覧車でのシーン・・・
なんかね、少し出来すぎ感は強いけど、サイモンの決心以降、どんどんとみんなが一つに、明るく、幸せになっていく様は、そりゃあイイですよ
あんだけカキ回したマーティンも・・・ま、ちょっとヨイ行動したしね
ちゅうことで、「I wanna dance with somebody(Whitney Houston)」は歌も踊りも良かった・・・で85点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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