半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男』を観ました。

2019-07-15 16:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 かつて、まるでハリウッドスターのような人気を誇るテニス選手がいた。1976年に20歳の若さで、テニスの聖地ウィンブルドンで初優勝を果たし、その彫刻のように美しいヴィジュアルと神がかったプレイで、テニスに興味のなかった人々さえも虜にしたビヨン・ボルグだ。それからも快進撃は続き、ウィンブルドンで4連覇を達成したボルグは、コンピューターのように冷静沈着なその立ち居振る舞いから“氷の男”と呼ばれ、絶対王者として君臨していた。
そんなボルグの5連覇を阻止するべく現れたのが、類稀なる才能を持ちながら、納得のいかない判定に怒り狂って審判に野犬の如くかみつき、“悪童”とバッシングされたジョン・マッケンローだ。
1980年、エレガントなプリンスとワイルドな野生児が、ウィンブルドン決勝戦でぶつかり合った。彼らが自らの人生のすべてを注ぎ込んだ3時間55分の名勝負と、そこに至るまでに少年時代から精神と肉体を極限にまで鍛えてきた驚愕の道のりの映画化が実現した。
(公式サイトより)

 現在の俺、テニスに関してはかなりのミーハーで、錦織選手と大坂なおみ選手の試合を「注目」している程度のモンです
そのミーハーの「発端」たるものは、アニメ「エースを狙え」であり、そこから始まったテニスブームに(実際にプレイは殆どしないけど)乗っかったタチです。
そんな頃のプロテニスは、かなり見た記憶があります。
今回の作品の主人公である、ビヨン・ボルグ、ジョン・マッケンロー。そしてジミー・コナーズ、女性でいえば、クリス・エバート・ロイド、マルチナ・ナブラチロアなんかが活躍していたころは、夢中になって夜更かししてTV観戦をしていた記憶があります。
そんな中でも、焼き付いているのが、今回のこの2人の戦いですよね そりゃあ飛びつきますよ
2人の印象は、まさにこの作品のサブタイトル「氷の男と炎の男」ですよね。
ボルグの印象は「寡黙」「冷静沈着」「紳士」、そして「強い意志」というものでしたし、マッケンローは、どーしても「悪童」「やんちゃ」「天性の才能」「勢い」ってものでした
しかし、この作品を見て、2人を「知る」ことが出来たのが良かったですね
ボルグは、超几帳面というのは予想できましたが、幼少時代はマッケンロー以上に「悪童」だったんですね・・・
あのコーチと出会わないと、テニスを続けてなかったんですね。叩き込まれたんでしょう・・・
彼女(フィアンセ)に対して、結構優柔不断ってのも意外でした。
一方のマッケンローは、前から「悪態」ついてたんですが、彼にとってのボルグの存在、こういった過去があったとは・・・年齢あまり違わないのにね。
後半は、「伝説の一戦」のシーンです。
ただ、ここに関しては、カメラ割りとか、演者さんの努力で「映画」としてはしっかり繋がっているものの、残念ながら、「本物」には叶わないですよね。
それだけ、この一戦が「すさまじい」戦いだったという事です。思い出しただけで、熱くなってきました
ラストの空港の2人のシーン、遠目で撮影してて、何を語っているのか分からないのが残念ですが、その後の字幕解説で、彼らの「絆」を知ることができました。
自分が夢中になっていたころの2人、改めて好きになりました。
ちゅうことで、マッケンローの「孤高さ」もちょっと惚れました・・・で、75点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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