半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『ノクターナル・アニマルズ』を観ました。

2019-11-23 04:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 夫とともに経済的には恵まれながらも心が満たされない毎日を過ごすスーザン。そんな彼女の元に何年も連絡を取っていなかった元夫のエドワードが書いた小説「夜の獣たち」が送られてくる。自身に捧げられたその小説は暴力的で衝撃的な内容だったが、スーザンは感銘を受け、彼と過ごした日々を思い出し、再び会おうと決意する。
(MovieWalkerより)

 オープニングに絶句しましたね。。。あれはアートなんでしょうか 意図が分かりません。
主人公スーザン・・・成功者って感じですが、旦那にも仕事にも不満タラタラです
そんなスーザンに元旦那から送られた一冊の小説、これを読み始めてから、小説の物語とスーザンの生活とが並行して描かれます。
小説のほうは、最初っからイヤーーーな展開ですね。ジワジワと来る絶望的な事件・・・そして、そこからの「憎悪」「復讐」って感じで・・・
しっかし、スーザン、すっかりこの小説に「魅せられて」しまいました
もとから寝ない女性みたいだけど、更にこの小説に興味が集中しちゃって、家族、仕事にまで影響出ちゃってます
彼女の気持ちはもう隠すことが出来ずに、元旦那に連絡をとって、やっと会う約束が取れました。
冒頭で不満タラタラ、しかめっ面ばかりだったスーザンとは大違い、ワクワク顔
しかーーーし、「待ち人は来ず」で終幕。
監督(・脚本)の意図でしょうけど、当然、小説の話と現実の話とをうまーーく映してて、観るもの達に「融合」させちゃいます。
この小説を送った旦那の意図・・・俺なりに読み取ると、やはり「復讐」なんじゃないかなぁ・・・と。
随分、手の込んだ「復讐」・・・時間かけて、手間かけたってのは、やはり、それだけの物をスーザンから味わったからなんでしょうねぇ
ちゅうことで、可愛かったエイミー・アダムスが、すっかり大人になっちゃいました・・・で、70点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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