半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『花のあと』を観ました。

2011-04-22 06:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 江戸時代。東北の小藩、海坂に暮らす組頭の一人娘・以登(北川景子)は今、自らの意思で剣を手に取り、戦いの場に向かおうとしていた。卑怯な罠に落ちた下級武士のかたき討ちを果たすために。それも、たった一度、竹刀を交えた男のために・・・。
公式サイトより)

 昨今の時代劇作品の代表である、藤沢周平氏の短編小説が、またもや映画になりました
冒頭の解説通り、組頭の子供であれど女性として生まれた以登の微妙な立場・・・なれど、彼女は、全く曇りなく、自分の意志で剣の力を磨き、男勝りになってます。
・・・が、申し訳ないのですが、強く見えないし、剣さばきも鋭くない・・・
彼女が一度の戦いで想いを寄せてしまった江口孫四郎、端正な顔つき、言葉少ない彼・・・下級武士なれどいい人だったのに、この世界では、いい人はいい風に利用されてしまって・・・
そんな孫四郎のかたき討ちをするというほど、燃え上がってないような雰囲気に思えたんですが、これは、以登の性格(表に出さない)なんでしょうね。
最終的に、父にもらった「あれ」が、彼女を救うってのが、彼女の血筋というか・・・
この子の許嫁っての、普通の映画なら、駄目駄目な奴ってのが定番ですし、実際のところ、登場した頃は最悪な奴に見えたんですが、この男の正体こそが、この作品の一番の驚きでもあり、大きな愛でもあって、なんかニンマリしてしまいました
ちゅうことで、北川景子チャンは、時代劇に合っているとは・・・(ファンの人ごめんなさい)で、35点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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