半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』を観ました。

2017-12-30 04:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 世界が憧れる音楽の殿堂“カーネギーホール”。そこで1944年に開催されたフローレンス・フォスター・ジェンキンスの公演は、今なお伝説として語り継がれている……。ニューヨーク社交界のトップ、マダム・フローレンス(メリル・ストリープ)の尽きない愛と財産は、夫のシンクレア(ヒュー・グラント)と音楽に捧げられていた。ソプラノ歌手になる夢を追い続けるフローレンスだったが、彼女は自分の歌唱力に致命的な欠陥があることに気付いていない。だが愛する妻に夢を見続けさせるため、シンクレアはマスコミを買収し、信奉者だけを集めた小さなリサイタルを開催するなど忙しく献身的に立ち回っていた。ところがある日、フローレンスがカーネギーホールで歌うと言い始める。持病を抱えながらも音楽に生きる彼女の命がけの挑戦にシンクレアも一緒に夢をみることを決意。やがて、笑いと涙に包まれた奇跡の公演の幕が上がる……。
MovieWalkerより)(公式サイト

 実在の「伝説の歌手」フローレンス・フォスター・ジェンキンスという方の半生を描いた作品だそうです。・・・知りませんでした
最初に映った劇場のシーン、小劇場のような場所で、コントまがいの会話が繰り広げられている上から、羽を生やした天使風のフローレンスが出てきて、わめき散らす・・・
「わめき散らす」というのは、あくまで俺の「印象」です。
すげー音域の「声」を出すんだけど、なんだかハチャメチャな音程だし、伴奏にも合ってないように思うし・・・なんなんだ、この女性は
でも、お金持ちらしく、生活は潤っているし、素敵な(浮気者の)旦那様もいるし、人生を楽しんでいるように見えます。
ただ、彼女の「唄」は独特・・・彼女を嘲笑する周囲の感じとは逆に、フローレンスは自分に相当な自信をもっているように見えました
一方の旦那は、しっかり愛人もいて、Enjoyしながらも、フローレンスに嫌気があるワケでもなく、彼女に付いてって、仕事はしているようですね
この二人に加えて、ピアノ伴奏者として行動を共にするコズメの存在がいいですね
彼自身のセリフでも何度も出てきますが、フローレンスの歌に合わせてピアノを弾くのは、至難の業です
毎度しんどい態度をとりながらも、決して離脱しないですもんね。何だかんだ言って、居心地は良かったのかも
ある噂(ラジオ等)がフローレンスの耳に入り、彼女はなんと、あのカーネギーホールで歌うという決心をしちゃいました。
さすがにシンクレアも驚き、止めようとしますが、彼女の自信はこんなんじゃ揺るぎません・・・
会場の雰囲気は独特・・・彼女の何を見たいのかが分かれる観衆で、波乱が起こるのは確実・・・
案の定、舞台に出たフローレンスですが・・・結構見てられなかったなぁ・・・
その裏で、シンクレアが物凄い「動いて」いますね。やるじゃん
しかし、コンサート後、悪意のある記事を目にしてしまったフローレンス・・・
この作品、コメディなの それにしては辛い結末ですよ
ちゅうことで、メリル・ストリープは特訓してこの「唄」をうたったそうな・・・凄すぎる・・・で65点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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