半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『死にゆく妻との旅路』を観ました。

2012-07-14 04:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 石川県七尾市で小さな工場を営んでいた清水久典(三浦友和)は、11歳年下の妻ひとみ(石田ゆり子)と結婚して20年余り。平凡だが幸せな家庭を築いていた。しかし、バブル崩壊とともに工場経営がままならなくなり、4千万円の借金を抱える身に。大腸がんの手術をしたばかりのひとみと娘夫婦のアパートに居候して、ひとり金策に駆け回る。自己破産を渋る久典は、「好きにしたらええ」というひとみの言葉にほだされるように、ワゴン車に乗って妻と二人、旅に出た。
goo映画より)(公式サイト

 いちおう、実話を基にした作品だそうです
最初こそ、清水家の危機の背景を述べてるものの、ほぼ全編、久典とひとみのロードムービーです。
ロードムービーってほどお気楽じゃないですね 
色々な土地でハローワークに寄って、必死に職を探しているんですが、全くありつけません
久典は元気だし、活動的だし、50歳という年齢とはいえ、充分に働くことができる人に見えたのですが・・・
そんな前向きな「おっさん」だから、ひとみは、あんなに必死で一緒に居ようって思うんでしょうね
次第に衰弱していくひとみを必死で介護する久典・・・「なんで働かないんだろ」っていうのはナシですよね・・・妻があんな状態では、ひとりで職場に赴くことはできませんよ
この旅の最後は、どーみたって予想できるものでしたが、意外だったのが2つ。
1つ・・・だいたい、「2人の思い出の地」とか、「見たかった景色」に行き着くってのがアリガチなんですが、そんな盛り上げもなく、あっさり結末がでちゃってる点。
2つ・・・その結末で、久典は捕まってしまいますが、その事実に対しても、あっさり手錠はめられておしまい・・・って点。
これが事実なんだ・・・といえばそれまでなんですが、もうちょっと幸せな最後を見せてほしかった気もします
ちゅうことで、三浦友和さんは、ここんとこ、ずーっとコンスタントに出演してるなぁ・・・で50点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『デクスター シーズン6(... | トップ | 『ストーン』を観ました。 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

えいがかんしょうの部屋」カテゴリの最新記事