半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『聖の青春』を観ました。

2017-11-23 07:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 1994年、大阪。路上に倒れていたひとりの青年が、通りかかった男の手を借りて関西将棋会館の対局室に向かっていく――。
彼の名は村山聖[さとし](松山ケンイチ)。現在七段、“西の怪童”と呼ばれる新世代のプロ棋士だ。聖は幼少時より「ネフローゼ」という腎臓の難病を患っており、無理のきかない自らの重い身体と闘いながら、将棋界最高峰のタイトル「名人」を目指して快進撃を続けてきた。
そんな聖の前に立ちはだかったのは、将棋界に旋風を巻き起こしていた同世代の天才棋士・羽生善治(東出昌大)。すでに新名人となっていた羽生との初めての対局で、聖は必死に食らいついたものの、結局負かされてしまう。
公式サイトより)

 冒頭の解説の通りです。村山聖という実在の人物を描いた作品です
自分は、「将棋」というものは、ほぼ素人です。ルールは知ってるから「できる」だけの人です
羽生善治という名前や、最近で言えば、藤井聡太くんの快進撃は、やっぱり気になってましたが、その程度の素人の俺にとっては、今回の主人公・村山聖という方は知りませんでした
でも、この作品を通じて、村山聖という人物、そして、将棋(の一片かも知れません)を教えてもらったような気がします。
「重たい病気」というものが確かに前面にあり、聖の行動、そして考え方に「影」を落としているというのは分かります。
が、彼の考え方というか、将棋に対しての取り組み方って、とっても真っすぐだし、熱を感じます
そんな彼と対峙することになった羽生さんとの最初の戦いは、(全局を観ているわけじゃないのに)なんか緊張しちゃいましたし、強烈でしたね
2人である居酒屋で飲むシーン、会話にしても、変に意気投合もしないのが、それぞれの性格、そして相手に対する気持ちを表していますよね
あとは、やはり、この2人を演じた人を語らずにいられませんよね。
羽生さん、そして村山さんが「将棋をさす」というシーンをしっかり見たことが無かったので、ネットで少し拝見しましたが・・・
羽生さん演ずる東出昌大さん、20kgも太って村山さんを演じた松山ケンイチさん、仕草とか、目線とか、凄かったです
ちゅうことで、この2人の対局を、もう一度ネットで探してみよう・・・で60点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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