半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『昭和元禄落語心中 助六再び編(全12話)』を観ました。

2017-03-26 19:48:49 | あにめ&ひーろーの部屋
 刑務所の落語慰問会で見た大名人・八雲の「死神」が忘れられず、出所した与太郎が真っ先に向かった先は、寄席だった。
拝み倒して八雲の住み込みの弟子となり、芸を磨いた与太郎はついに真打へと昇進する。
継いだ名跡は三代目助六。八雲師匠の為め、小夏の為め、二人の中の助六を変える為め、与太郎が見出す己の落語とは・・・。
公式サイトより)

 前作、「昭和元禄 落語心中」・・・これが圧巻だったので、当然続編はチェックしましたよ前作の感想
前作での「切ないラスト」の後だけに、まずは八雲がどうなってしまったのかが心配でした。
すっかり味のある落語家さんになってますが、彼の「心の闇」は消え去っていないというのが、終盤、痛いほどに分かりますね
この八雲の過去の行動が中心でした。
あの小夏を育てているという事実、前作のあの「切ないラスト」の真相、そして、与太郎に対する想い・・・主人公というほど前面に出てないのに、八雲のハナシの回は、とっても幻想的であって不思議な空間でした。
途中、「生と死」みたいなシーンは、めちゃ見入っちゃいました
一方、一応の主人公である与太郎、いや、三代目・助六は、前作同様、「一本道」の性格がとっても好感持てますよね
彼のストレートな気持ち、想いに、小夏も八雲もしっかり打たれてましたもんね・・・。
そして、そして、やはり前作を見て、期待していた部分、「落語」のシーンは、今回も堪能できました
老いた八雲の独特の語り、そして三代目・助六の若く、明るい落語・・・声優さんの力は本当に凄い
ちゅうことで、物語も落語も「唸る」作品・・・続けて欲しい・・・で80点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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