半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『ロルナの祈り』を観ました。

2010-06-12 04:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 ベルギーで幸福な暮らしを夢見てアルバニアからやってきたロルナ(アルタ・ドブロシ)。国籍を得るために、闇のブローカーが選んだベルギー人の青年と偽りの結婚をする。相手は麻薬中毒者のクローディ。偽りの暮らしでも、孤独なクローディはロルナを慕い、彼女を希望の光に麻薬を断とうとする。葛藤しながらも、やがてクローディを助けたいと心から願うロルナ。しかし彼女には決して彼に知られてはならない秘密があった・・・。ロルナの祈りが届く時、愛の奇跡は訪れるのだろうか。
公式サイトより)

 ロルナが目論む、所謂ビザ目的の偽装結婚ってのは、社会問題の一つですよね
最初はロルナとクローディの・・・というか、ロルナの一方的な冷めきった態度が、この偽装たるものを十分に説明してますね
ただ、クローディは、ダメダメな男なんだけど、だんだんと応援したくなっちゃう位、ロルナだけをひたすら慕ってます
ドン底に落ちたクローディを、自らが裸になって抱きしめるロルナのシーンは、明らかに気持ちが変わったという重要かつ、いいシーンでしたね
そんないい雰囲気が次の、遠まわしなシーンで思わぬ展開に・・・
すっかりもともとの「目論み」すら興味がなくなっちゃったロルナなんだけど、この辺の気持ちの変わりようは、ちょっと極端に見えました。
しかし、もともとの恋人といい、ブローカーといい、なんだかなぁ・・・といつ奴らでま、もともとロルナが希望したモノだから仕方ないか・・
自らの体の中に、クローディの面影をしまい込み(思い込み?)必死に守ろうとするロルナ、頑張って生きて、そして幸せをつかんで欲しいなぁ
ちゅうことで、最後の殺し屋はなさけなーで75点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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