半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『歓びを歌にのせて』を観ました。

2007-01-06 08:05:28 | えいがかんしょうの部屋
 天才指揮者ダニエル(ミカエル・ニュクビスト)は、過密スケジュールにより心臓に病を持ってしまった。心身共にすっかり疲れ切った彼は、第一線を退き、久々に生まれ故郷のスウェーデンの小さな村に戻ってくる。当初はなかなか周囲に心を開こうとしなかった彼だったが、頼まれた地元聖歌隊の指導することになり、歌が純粋に好きな村人と交流するうちに、音楽の素晴らしさを改めて実感することになる・・・。(公式サイト)

スウェーデン映画って初めてかな。なんでも、本国では5人に1人は観たことになるほど大ヒットした映画らしい。
そんな話題からチェックした邪道な俺ですがいやいや、良かったですよ~
普段見慣れているハリウッド映画などと比較すると、撮影の仕方とか、編集とかが、なんかガタガタで、「あらあら?」ってシーンが多いです
でも、この映画は、「物語」と「歌」で勝負してるんで、全然関係ありません
 人との交流を閉ざしてしまった人が、その「人」によって、救われていくって展開はアリガチであり、確かに臭いシーンもあります。ですが、救われたのは、主人公ダニエルだけでなく、村の人々でもあるんですよね。
この村人も一人一人、色々な生い立ちがあり、歌を中心に一つ一つ救われていくのは、やはり観てて清清しいです
(救われない人も何人かいますが)
中盤、暴力夫から自分を取り戻すために歌う女性のシーン(歌詞も)。
終盤、指揮者不在の動揺の最中、支えあった互いの声を合わせていくことで歌声を奏でるシーン。
そしてラスト、子供の頃の自分と抱き合うダニエルのシーンは、その前フリもしっかり描かれているために、思わず涙が出ました
・・・あと、個人的には、レナ(フリーダ・ハレグレン)が好き。彼女、不思議な魅力があります。あの笑顔に惹かれますね
ちゅうことで、DVDを買って残しておきたい、いい作品ですで90点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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