半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『ジョーンの秘密』を観ました。

2021-07-31 05:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 世界がミレニアムに浮かれていた2000年、英国では驚愕のニュースが国内を駆け抜けた。
ソ漣のKGBに核開発の秘密を漏洩していた「核時代最後のスパイ」がMI5の手によって暴かれたと報道されたのだ。
だが、人々に衝撃を与えたのは、その事実よりも容疑をかけられた「その人物」だった。
私たちの隣に住んでいるような80代の老女だったのだ。
ジョーンは信じられないほどの過去を隠し続けて静かな生活を送っていた。
(公式サイトより)

 実話だそうです。
貫禄のJ.デンチさん、老女である彼女が、どんだけの秘密を隠していたのか・・・タイトル通りの内容ですね
その内容は、当然当時に遡った物語が中心となり、説明されます。
当時、他国に先行すべく、こんな計画(核開発)のチームがあり、そこに彼女が参加するという「運命」があったワケですね。
このチームでの彼女って、決して「主役」ではないですよね。ただ、要人にやたら「信頼」されているというのは良くわかります
今の時代のセキュリティと比較すると、やたらザルなのも気になりますね
監視している人たち、あんなに多数いて、目を光らしているのに、若き女性(ジュディ)に対するチェックも甘々なのも・・・
そんな立場を利用し、ジョーンが起こしている行動・・・これは様々な意見があるみたいですね。
「愛」「平和」という括りをとってしまうと、どこにも当てはまるような感じがしちゃって・・・
彼女のセリフを聞いていても、言っている事は「正しい」と思います。
そして、一人の女性の起こせる行動ってものに、それほど選択肢があるとも思えないので、「ああするしかない」という苦しさも感じてしまいました
8xになって、その想いを(現代の人たちに)語る、語って理解を得られるのか・・・ここでも葛藤ありますよね。
(実際、弁護を受け持ってくれてた息子は、最初、到底受け入れられない感じでしたもんね)
でも、結局語られる話は「事実」であり、受け止めるしかない「事件」でした。
ちゅうことで、若きジョーンは、確かに魅力的・・・で、55点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 1回目のワクチン接種 | トップ | オリンピック三昧だね »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

えいがかんしょうの部屋」カテゴリの最新記事