半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『恋妻家宮本』を観ました。

2018-01-13 04:45:00 | えいがかんしょうの部屋
 宮本陽平(阿部寛)と美代子(天海祐希)は、学生時代に合コンで知り合い、卒業と同時にできちゃった婚。ごく平穏な結婚生活25年を経て、子供の独立の時を迎えていた。夫と妻から、父親と母親に形を変えてきた夫婦生活。理想の夫ではないにしても浮気もせず、教師として真面目に働き、きちんと給料を入れる、そんな自分に何の問題もないと陽平は思っていた。だが息子夫婦が福島へ転勤で旅立った日、25年振りの二人きりの生活に戸惑い、陽平と美代子はついつい飲みすぎ、ついに美代子が飲みつぶれてしまう。その夜、陽平は妻の記入欄がすべて書き込まれて捺印された離婚届を本棚で発見。順風満帆の夫婦生活と思っていた陽平は激しく動揺する。しかし、妻に問いただす勇気もなく、ただ悶々とする陽平。そんなある日、耐えられずに陽平は趣味の料理教室仲間に相談するが、妻の浮気を示唆されて余計に不安を募らせる。これまでの人生を常に何が正しいかを考えながら生きてきた陽平。教師として学校でふれあう生徒とその家族、趣味で通う料理学校で垣間見るよその夫婦の姿、そこには、さまざまな夫婦そして家族の形がある。正しいことって何だろうかと、陽平の惑いは深まるばかりであった。そんな時、突然美代子が家を飛び出してしまう……。
MovieWalkerより)(公式サイト

 ベースは、人気作家・重松清さんの小説「ファミレス」だそうです。
はなっから、陽平の「優柔不断さ」が全開ですね・・・美代子役が天海さん、かなりストレス感じてそうなのが伝わります
子供もいなくなり、再び夫婦二人の生活が始まります・・・いい感じで飲んで喋って・・・と思ったのも束の間、ふと目に入った(妻が書いた)離婚届を発見してしまって、すっかり動揺しちゃいました
ここからの陽平も、とにかく自分でおろおろ考えて、悩んで・・・の繰り返し・・・歯がゆいなぁ。
ここでダレちゃうのかと思ったけど、陽平を取り巻く人たちの話が絶え間なく入るので、実は楽しかったなぁ。
中でも、料理教室で一緒の2人(菅野美穂、相武紗季)がなかなか笑わせてくれましたね。・・つうか、この2人だったら、俺も通ってみたい
こんな周囲の一つ一つの話をクリアしていくウチに、夫婦、妻という存在を省みて・・・やっとこさ行動に出ましたね。
終電後の駅での再開シーンは、盛り上げてくれそうで、結実しそうで・・・笑わせてくれましたね
この作品の夫婦は、結構生活25年、子供も結婚して別居しているという状況・・・ウチは約19年で、子供とまだまだ同居中・・・子供達がいなくなるなんて、今は考えられない気持ちだけど、いなくなったら・・・夫婦だけでこのウチでの生活が再開したら・・・とちょっと考えてしまった作品です
ちゅうことで、ラストのファミレスでの合唱シーン、菅ちゃんだけ左右逆だったね・・・で70点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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