半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『あなたへ』を観ました。

2013-06-23 04:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 北陸のある刑務所の指導技官・倉島英二(高倉健)のもとに、ある日、亡き妻・洋子(田中裕子)が残した2枚の絵手紙が届く。そこには、一羽のスズメの絵とともに“故郷の海を訪れ、散骨して欲しい”との想いが記されていた。そして、もう1枚は、洋子の故郷・長崎県平戸市の郵便局への“局留め郵便”だった。その受け取り期限まで、あと十日。
刑務所に歌手として慰問にきていた洋子とは穏やかで幸せな夫婦生活を営んでいた。長く連れ添った妻とはお互いを理解し合えていたと思っていたのだが、妻はなぜ生前その想いを伝えてくれなかったのか…。
妻の真意を知るため、彼女の故郷を訪れることを心に決める。妻の故郷を目指すなかで出会う多くの人々。
彼らと心を通わせ、彼らの家族や夫婦の悩みや想いに触れていくうちに蘇る、洋子との心温かくも何気ない日常の記憶の数々。さまざまな人生に触れ、さまざまな想いを胸に目的の地に辿り着いた英二は、遺言に従い散骨する。そのとき、彼に届いた妻の本当の想いとは―。
東宝WebSiteより)

 久々の健さんです 見る理由はそれだけだったりしています
倉島と洋子との出会いからして、「渋いっ」・・・ああいった寡黙なお付き合いってあるんですね・・・
洋子の(半ば強引な)遺言指令(と言っておきます)を守って、不器用な男のロードムービーが始まります
ここから出てくる人たち・・・話の前に、キャストでタメ息がついちゃいます・・・最初からタケちゃんですからね
一つ一つのエピソードは、どちらかというと、出会った人たちのほうの物語・・・倉島は主人公なのに、目立たずに、彼らの話をじーっと聞いてます
(聞き上手なのでしょうかね・・・タケちゃん始め、とにかく「おしゃべりが過ぎる」人たちです
彼らのエピソードの区切りのたびに出てくる、妻・洋子との思い出のシーン・・・これが味あるんだなぁ・・・
いよいよ長崎に着いて散骨・・・そしてこれらの遺言の「真意」とは・・・
今までの話の流れからして、大きな事実が出てくるとか、大胆な演出がされているとか・・・そんなものは全くなく、ここもある意味、淡々とした終わり方です。
ただ、あのガラスケースを見つめながら立ち尽くす健さんの背中を見ているだけで、満足しちゃうんです・・・不思議と
うつむく仕草とか、背中で語れちゃう健さん・・・やっぱ好きです
ちゅうことで、草なぎくんはグイグイ度が一番だったかも・・・で70点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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