半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『蟹工船』を観ました。

2011-02-26 06:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 カムチャッカ沖。蟹を缶詰に加工する蟹工船・博光丸の船内では、出稼ぎ労働者たちが安い賃金で過酷な労働を強いられていた。少しでも手を抜くと監督・浅川(西島秀俊)の容赦のない暴力に晒されてしまう。労働者たちは仲間の1人・新庄(松田龍平)の言葉に従って自殺しようとするも、結局死ぬことすらできなかった。そんなある日、新庄と塩田は漁の最中に博光丸とはぐれてしまう。そして冬の海で寒さに凍える彼らを助けたのは、ロシアの船だった……。
goo映画より)

 ちょい前にこの作品、話題になりましたよね
原作自体は1929年のものだそうですが、再び脚光を浴びている点、昨今の経済不況や雇用不安なんかも背景にあるんですかねぇ・・・
蟹工船を仕切っている浅川はとにかく独裁主義、労働者の事はこれっぽっちも考えちゃいない
そんな劣悪な労働環境に対して、日々を過ごすしかない労働者達。
(TKO木下サンが、なんだかハマってて笑えた
そんな中で、不気味な新庄が立ち上がるんだけど、リーダーの風格も無いし、最初は皆に言ってる事がハチャメチャだし、なんだか掴めない
新庄がロシア船に捕まったところからのシーンが、(争う敵を知って)考え方を変えたんだろうけど、いきなりコサックダンスされてもねぇ
簡単に蟹工船に戻ってきて、新庄も特におとがめないというのも違和感あるし・・・
決起して浅川を屈服させたところは盛り上がったものの、あっけなく逆転され、「でも立ち上がる」と意志を見せたところで、終幕
映画という形にする上で、若干の脚色があっても、この手の話って悪くないように思えるんですけど、良くも悪くも、分かりやすい話を淡々と・・・
浅川、新庄という強烈なキャラに対して、役者さんが適任だったのかも、ちょっと疑問・・・
ちゅうことで、ロシア船の通訳が一番世渡り上手で40点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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