半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『虹蛇と眠る女』を観ました。

2017-02-04 03:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 オーストラリアの砂漠地帯にあるナスガリという小さな町に、キャサリン(ニコール・キッドマン)とマシュー(ジョセフ・ファインズ)の一家が引っ越してくる。ある満月の夜、二人の子供たちが神隠しに遭ったかのように姿を消してしまう。外にいた場合、砂漠の暑さの中で耐えられるのはせいぜい2,3日。子供たちに命を危ぶみ警官のレイ(ヒューゴ・ウィーヴィング)ら地元警察は大規模な捜索を行うものの、手がかりすらつかめず、次第に夫婦に疑いの目が向けられていく。一家にはそれでもなお明るみにできない事情を抱えていた。憔悴していくキャサリンに、先住民族アボリジニの子供たちが、虹の蛇が二人を飲み込んだと告げる……。
MovieWalkerより)

 「屈折しているなぁ、この家族・・・」
・・・というのが最初のシーンの印象でしたね。家族でテーブルを囲んでいるのが痛々しいですし、食事がうまくないでしょうし・・・
特に娘はとんがってますね・・・あんな序盤の行動を観ていたら、ただ単に、「弟を連れて家出した(=親を困らせるだけ)」だと思ってました。
・・・しかし、全く帰ってこない上に、ココの土地勘も無いし、近所付き合いもあまりない夫婦・・・焦ってきちゃいますよね
特にキャサリンはどんどん病んできちゃいます。娘の部屋にある色々な物を見ちゃうと、感化されちゃうの、分かります
この町の人たちも少し不思議・・・言い伝えを語るおばあさんとか、娘を慕っていた男、娘が遊んでいた(入れ墨の)男、外面は必死に捜査している警官レイ・・・
事件なのか、事故なのか、ずーーーーっと捜査が進展しない状況で、終盤やっと息子発見
この息子を見た限り、やはり「ただ事ではない」というのが分かり、更に壊れていくキャサリン・・・
一体、どんな結末を迎えるのか・・・と思ったら・・・結末が無かったです
「これで終わり?」
映画のタイトルしかり、色々な「ネタ」をふっといて、落とすことなく終わってしまう、困った作品です
ちゅうことで、壊れていくニコール・キッドマンの様は圧巻でした・・・で40点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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