弁護士の城戸(妻夫木聡)は、依頼者の里枝(安藤サクラ)から、亡くなった夫「大祐」(窪田正孝)の身元調査という奇妙な相談を受ける。里枝は離婚を経て、子供を連れて故郷に戻り、やがて出会う「大祐」と再婚。新たに生まれた子供と4人で幸せな家庭を築いていたが、ある日彼が不慮の事故で命を落としてしまう。悲しみに暮れる中、長年疎遠だった大祐の兄・恭一が法要に訪れ、遺影を見ると「これ、大祐じゃないです」と衝撃の事実を告げる。
愛したはずの夫は、名前もわからないまったくの別人だったのだ・・・。
「大祐」として生きた「ある男」は、いったい誰だったのか。
「ある男」の正体を追い、「真実」に近づくにつれて、いつしか城戸の心に別人として生きた男への複雑な思いが生まれていく・・・。
(公式サイトより)
昨年の日本アカデミー賞で、12部門で受賞、圧倒的な話題をさらった作品でしたので、心待ちにしてました
里枝の元にふと現れた大祐・・・顔に大きなキズがあって、物静かで、何故この地に来たのかが全く分からず・・・周囲の人達、色々と噂しちゃってます
お互いを求めて、幸せな生活を始めてて、「安泰」と思えたんですけどねぇ・・・突然の事故、そして彼の葬儀をきっかけに、「謎」が生まれました。
まず、「大祐」を名乗っていた男は何者なのか この男の過去の境遇が分かってくると、彼がなんでこの地で名前を変えて、安住を求めていたのが、とっても分かりますよね。
そして、そもそもの「大祐」はどうなったのか こちらも、実家で色々とあったのは分かりました。置かれた立場で、彼は、「逃げたかった」のかなぁ・・・分からないでもないけど・・・
この2人の男は、程度は違うけど、辛い境遇にあっていて、自分を変えたかったというのがあります。
変えたい気持ちはわかるものの、関係する人々の中には、(変える前の彼を)慕っていた、認めていた人もいたワケで、その人達の気持ちや言葉も伝わる点、複雑ですよね
また、彼らの事実を追っている城戸も、やはり周囲(というか、一部の人?)から根強い差別言葉を投げかけられてて・・・
ラストに彼がとった行動は、この「大祐」の事件で得たものですよね・・・
「自分」を外見や生い立ちではなく、「自分」として観てくれる・・・そんな場所、そんな人のところに行きたいのって、誰もが思うところですよね。
こーでもしないと、そこまで行き着けない世界なのかなぁ・・・そうなんでしょうね。。。
ちゅうことで、「木として生きて、その後材木として生きて・・・」というくだりも、環境に合わせて生きていく術・・・で、75点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
愛したはずの夫は、名前もわからないまったくの別人だったのだ・・・。
「大祐」として生きた「ある男」は、いったい誰だったのか。
「ある男」の正体を追い、「真実」に近づくにつれて、いつしか城戸の心に別人として生きた男への複雑な思いが生まれていく・・・。
(公式サイトより)
昨年の日本アカデミー賞で、12部門で受賞、圧倒的な話題をさらった作品でしたので、心待ちにしてました
里枝の元にふと現れた大祐・・・顔に大きなキズがあって、物静かで、何故この地に来たのかが全く分からず・・・周囲の人達、色々と噂しちゃってます
お互いを求めて、幸せな生活を始めてて、「安泰」と思えたんですけどねぇ・・・突然の事故、そして彼の葬儀をきっかけに、「謎」が生まれました。
まず、「大祐」を名乗っていた男は何者なのか この男の過去の境遇が分かってくると、彼がなんでこの地で名前を変えて、安住を求めていたのが、とっても分かりますよね。
そして、そもそもの「大祐」はどうなったのか こちらも、実家で色々とあったのは分かりました。置かれた立場で、彼は、「逃げたかった」のかなぁ・・・分からないでもないけど・・・
この2人の男は、程度は違うけど、辛い境遇にあっていて、自分を変えたかったというのがあります。
変えたい気持ちはわかるものの、関係する人々の中には、(変える前の彼を)慕っていた、認めていた人もいたワケで、その人達の気持ちや言葉も伝わる点、複雑ですよね
また、彼らの事実を追っている城戸も、やはり周囲(というか、一部の人?)から根強い差別言葉を投げかけられてて・・・
ラストに彼がとった行動は、この「大祐」の事件で得たものですよね・・・
「自分」を外見や生い立ちではなく、「自分」として観てくれる・・・そんな場所、そんな人のところに行きたいのって、誰もが思うところですよね。
こーでもしないと、そこまで行き着けない世界なのかなぁ・・・そうなんでしょうね。。。
ちゅうことで、「木として生きて、その後材木として生きて・・・」というくだりも、環境に合わせて生きていく術・・・で、75点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません