半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『ジョシュ・ラビット』を観ました。

2021-01-04 12:28:13 | えいがかんしょうの部屋
 第二次世界大戦下のドイツ。10歳の少年ジョジョは、空想上の友達であるアドルフ・ヒトラーの助けを借りて、立派な兵士になろうと奮闘していた。
しかし、心優しい彼は訓練でウサギを殺すことができず、“ジョジョ・ラビット”という不名誉なあだ名をつけられてしまう。
そんな中、ジョジョは母親と2人で暮らす家の隠し部屋に、ユダヤ人少女エルサが匿われていることに気づく。やがて、ジョジョは皮肉屋のアドルフの目を気にしながらも、強く勇敢なエルサに惹かれていく——。
(公式サイトより)

 ドイツが舞台という情報だけで見始めた作品です。昔のナチスドイツの全盛期の映像が流れつつ、聞こえてくるBeatlesの「I Want To Hold Your Hand」が少し違う・・・と思ったら、ドイツ語版だったんですね
ジョジョも含めた少年少女は、ナチスドイツでの訓練に参加して、目を輝かせていますね 幼い子供達にとったら、国・・・というより、ああいった目の前の大人に憧れているのかな
彼ら大人の、ユダヤ人の教え方があまりに非現実的で酷いですが、子供達は信じてしまっちゃってて・・・
数々の訓練・・・頑張ってはいるけど、空回りするジョジョ・・・彼の「イマジナリーフレンド」のヒトラーが、ジョジョを励まし、鼓舞してますね
投げた手榴弾が、跳ね返って足元に・・・コミカルだったんだけど、笑えない事件です
足が不自由になり、過去も傷だらけになったジョジョを励ますのは、ヒトラーだけじゃありません
お母さん(相変わらずお美しいS.ヨハンソン)は、ジョジョの意志を潰さないように、時に強引に、時に優しく連れ添っている存在・・・いいなぁ。
そして、お母さんがかくまっているエルサ、最初の登場は俺もビックリしたものの、彼女とジョジョの掛け合いはいいっすねぇ
年上のエルサに対して、ジョジョなりの「いじわる」があり、「なぐさめ」がありと・・・
家宅捜索ではドキドキしたけど、何とか回避・・・は出来てなかったんですね。。。お母さんとの別れは(ちょっと間接的なシーンで)悲しかったなぁ
エルサを通じて、ユダヤ人、そしてナチスドイツに対する印象が変わっていくジョジョ。
激しい戦いから終戦へ・・・この辺、余計なセリフはなく、ジョジョと関係のあった人々が静かに動いて、そして散っていく・・・
最後がダンスで終わるってのは、この作品、そしてジョジョとエルサらしいですね。ジョジョ・・・成長したし、優しく・たくましくなりました
ちゅうことで、親友ヨーキーが可愛くて可愛くて・・・いつまでもジョジョと友達でいてね・・・で80点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
コメント
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