半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『ベラのワンダフル・ホーム』を観ました。

2020-07-23 17:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 野良の子犬だったベラは、退役軍人病院で働く学生ルーカスに保護され幸せな毎日をおくる。
月日が流れ、幸せに育ったベラだが、ある事件をきっかけに家から600kmも遠く離れた場所で迷子になってしまう。
「ルーカスに会いたい!」
ベラは家族のもとに帰るため冒険の旅に出る。
待ち受けている困難を乗り越えベラはルーカスにもう一度会えるのか・・・?
(公式サイトより)

 まあ最初から、可愛い子猫、子犬がわんさか・・・
でも、子犬ベラだけ、なんだか流暢に喋っている・・・保護局のオッサンの捕獲劇を解説しているようです
好青年ルーカスとの偶然の出会い、犬がビビッと来た感じで、無事に保護してくれました
しかし、ここの地区は、なんだか変な法律?があるようで、「ペットだ」と主張しても、捕獲されちゃうんですね・・・その辺の理由が全く分からず
一度は取り戻したものの、結局ダメで、更に600km離れた、知らない地に放り出された状態
ここからのベラは、当初の「可愛さ」はあるものの、かなりの「ハングリー精神」を持った「野良犬」と化してます
時には、人間の出したゴミを漁ったり、釣り人が釣った魚をくわえて逃げたり・・・生きるための「術」としては当然たるものの、もし、その場を目撃している立場だと、ちょっと距離置いちゃうかも
動物どうしの戦いもあったり、車にひかれたりと、サバイバルな状況を繰り返し、奇跡的にルーカスの家に戻る・・・
「実話です」とは決して言えない物語だけど、やっぱり、ルーカスに抱き着くベラを見ると、じんわりしちゃうオジサンです
ちゅうことで、喋らない動物達のほうが、表情と鳴き声演じてて、すごいと思った・・・で、50点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『さらば愛しきアウトロー』を観ました。

2020-07-23 07:53:49 | えいがかんしょうの部屋
 時は1980年代初頭、アメリカ。ポケットに入れた拳銃をチラリと見せるだけで、微笑みながら誰ひとり傷つけず、目的を遂げる銀行強盗がいた。彼の名はフォレスト・タッカー、74歳。被害者のはずの銀行の窓口係や支店長は彼のことを、「紳士だった」「礼儀正しかった」と口々に誉めそやす。事件を担当することになったジョン・ハント刑事も、追いかければ追いかけるほどフォレストの生き方に魅了されていく。彼が堅気ではないと感じながらも、心を奪われてしまった恋人もいた。そんな中、フォレストは仲間のテディとウォラーと共に、かつてない“デカいヤマ”を計画し、まんまと成功させる。だが、“黄昏ギャング”と大々的に報道されたために、予想もしなかった危機にさらされる─。
(公式サイトより)

 名優、R.レッドフォードの俳優引退作だそうです。
彼の作品はもちろん幾つか観ていますが、俺の年代よりちょい前の人たちが、一番ストライクな世代なんでしょうねぇ・・・ストライクを外している俺が観ても、やっぱ格好良いですよね
おじいさんになっても格好良い彼が演じる最後の役は、実在した銀行強盗犯、フォレスト・タッカーです
この人、冒頭の解説の通り、不思議な強盗犯です。
笑顔で受付に向かい、優しい口調でお金を請求する・・・銃は持ってるけど、胸にあるのを見せつけるだけです。
・・・正直、見た目、体力はなさそうだし、銃を構えてもいないので、簡単に反逆できそうな気もするのですが、受付の人たちは魅了されちゃっているからか、迅速にお金をバックに詰め込んで、彼に渡してしまいます
盗んだお金を豪快に何かに使うとか、大量の借金を返済するとか、そういった大きな理由も見当たりません。
劇中でも、途中でキュートなおばちゃんをナンパしちゃって、しっかりお付き合いしている・・・
そのおばちゃんも、彼が確実に悪いことをしていると理解しながらも、普通に接しているし、とっても好意を持ってる・・・
この実在する彼、銀行強盗を数十回も繰り返しては、捕まっても18回も脱獄を成功させちゃっているそうで・・・
そんなヤリ手部分を垣間見るシーン(どうやって脱獄できたのか・・・など)も皆無です。
最初から最後まで、本当に印象の良いオジサン!
ここまで一辺倒な作品だと、もはや実在するとか云々は関係なく、「ただただ、R.レッドフォードの花道を作る作品」「彼の印象を映像化した作品」としか思えないのは俺だけでしょうか
ちゅうことで、原題の「The Old Man & The Gun」をわざわざ「さらば愛しき」としているのも、彼へのはなむけの言葉?・・・で50点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする