半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『デクスター シーズン6(全12話)』を観ました。

2012-07-12 20:34:51 | どらまの部屋
 前シーズンは胸が張り裂けるような別れで幕を閉じ、デクスターは、改めて警察官であり連続殺人鬼である永久不変の“自分”を受け入れる事となった。そして今シーズン、未だ嘗てない新しい最強の敵に出会い、完璧な殺人鬼であるデクスターの存在は無残にも打ち砕かれる!!
FOXCRIME番組紹介より)

 デクスター(警察官は殺人鬼)も6シーズン目に突入です
今回は、まず事件そのものが面白かったですね
新約聖書の「黙示録」になぞった殺人鬼ってのが、モロ不気味で、かつ狂気的でした。
その事件に相対するマイアミ警察の面々も、キレ者の新入りや、謎の研修生達がカキ回してくれます。
クインは、落ちまくってますね・・・バティスタが怒るのも当たりまえ
で、出世したデボラは、いろいろな意味で壁にブチ当たり、カウンセリングを受け始めましたが、そこで浮彫になる「本当の心」・・・これはビックリしました
で、主人公デクスターですが、今回はかなり翻弄されましたよね。
まずは、昔はワル、今は聖職者になっているブラザー・サムに「心の闇」を見透かされ、正していこうと思ったら・・・ふとした怒りにより、また闇に支配され・・・
次には、今回の敵であるゲラー&トラヴィスとの争いで、(幻影の)父と、久々に登場の「冷蔵庫キラー」である兄との考え方で葛藤し・・・
最終的には、自らの闇に向かい合ってましたが、そこにたどり着くまで、かなり苦労した感じでした
敵であるゲラー教授(あらら、バトルスター・ギャラクティカのキャプテン(エドワード・ジェームズ・オルモス)じゃないですか)は、いかにもカリスマ性アリアリって感じでしたし、弟子のトラヴィス(なんと、トム・ハンクスの息子さん)も、一見ひ弱ながらも、豹変する後半はかなりの存在感でした
毎回正直に言うと、マイアミ警察の捜査は、相変わらずショボイです・・・デクスター自身も今回はショボイ・・・CSIやFIVE-Oを見習ってほしい
ですが、(これも毎回言ってますが)それをカキ消すくらいの話の展開の良さ、そして独特な中毒性を秘めています
今回も、最終回の最後のシーン・・・あんなに盛り上げておいて、あのシーンを見せられたら、一日でも早く、シーズン7が見たくなりますよ
いくつか謎も残しているし、記憶のあるうちに早く見たいです
うん、やはり「24」が終わった今、一番面白く続けているドラマは、コイツだね
ちゅうことで、デクスターとデボラの役者さんは、実生活では、結婚・離婚したばかりなのに、ドラマではねぇ・・・で85点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
コメント
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