半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『ハプニング』を観ました。

2009-11-14 06:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 その想像を絶する恐怖は、ある日突然やってきた。まるで木の葉を揺らすそよ風のように、そっと私たちの日常生活に忍び寄り、ごく普通の人々を死に誘う「見えない脅威」。
そんな得体の知れない何かが引き起こす異常現象は、ニューヨークのセントラルパークを皮切りに爆発的な勢いでアメリカ各地に広がり、わずか1日のうちに人類の破滅すら予感させる大惨事へと発展していく・・・。
公式サイトより)

 最初の「つかみ」これが圧巻ですねこれに尽きるかも
のどかなセントラルパークに突然、歩いている人々がピタッと止まっては、逆走したり、倒れたり・・・
近くのビルの上からは、全く無防備に落ちてくる人々の数の半端ないこと・・・
音もなく訪れるこの謎の自殺ショー・・・一気に目が覚めました
(スティーブン・キングのホラーに似た始まり方かも
そっからは、仲がイマイチの夫婦が、次第に大きく迫るこの恐怖を目の前にして、(一人の少女をキーマンとしつつ)絆を強くしていく・・・という、この点はちょっとありがちかな
終始、この恐怖の「真実」が謎であり、どんどん安全圏が狭くなっていく様は、観ているこっちも息苦しくなります。
途中、主人公たちが訪れた老婆の家での、老婆の変化は、結構怖かったなぁ
(いや、この老婆は最初から怖かったかも
この手のホラーの定番である、「一人、また一人いなくなり・・・最後は主人公だけに・・・」というところまで行くのか・・・と思ったら行かなくて、恐怖もあっさり立ち去り・・・まさかの尻すぼみ
M.ナイト.シャマラン監督だけに、ラストの「ドンデン返し」を期待してましたが、残念無念
ちゅうことで、今回の監督は、声だけの出演だったようで・・で60点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
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『私は貝になりたい』を観ました。

2009-11-14 04:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 清水豊松(中居正広)は高知の漁港町で、理髪店を開業していた。家族は女房の房江(仲間由紀江)と一人息子の健一(加藤翼)。決して豊かではないが、家族三人理髪店でなんとか暮らしてゆく目鼻がついた矢先、戦争が厳しさを増し豊松にも赤札=召集礼状が届く。
豊松が配属されたのは、外地ではなく、本土防衛の為に編成された中部軍の部隊だったが、そこで彼は、思いもよらない過酷な命令を受ける。
公式サイトより)

 物語は結構有名だったんで知ってました。私の記憶、そのまんまでした。
清水本人、そして家族の厳しい運命を通じて、戦争というもの、当時の日本帝国というもの、戦犯というもの・・・全てが重たいです
当時のことや、戦争を知らない俺からすると、全てが理不尽で、憤りを感じまくりって感じですよね
こんな自由の無い人生はつらすぎます。
房江との初の面会シーンは、哀しくてつらくて、涙が出ました
・・・以上が物語の感想。で、若干路線を外して・・・
中居クン、最初のシーンであの声は、正直「(作風に)合ってないなぁ」と感じましたが、その後、見事に違和感なかったのは、さすがですね
ただ、出兵前のお祝いのときの独唱、そして矢野中将の死刑執行前に歌を教えるシーンは、さすがを通り越して、凍りつきましたね
草なぎクンが出たシーンは、ちょっと盛り上がりますよね、彼と一緒にプリズン・ブレイクばりに脱獄するような期待を持っちゃいました
その他の出演陣もとても印象深くて、作品をしっかり固めてくれてました
久石譲さんの音楽も合ってましたが、ミスチルの歌はどうかなぁ・・・(ファンの方、すみません
ちゅうことで、房江さんと子供達、元気に生きてで70点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
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