『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ！戦国大合戦』を観ました。

　きれいなお姉さんの夢を見た翌日、突然、天正２年（１５７４年）にタイムスリップしてしまったしんちゃん。そこで、青空侍と呼ばれる又兵衛という侍の命を助けたしんちゃんは、春日城へ案内され、夢で見たお姉さんと会う．．．
（ｇｏｏ映画より）

　我が家の子供達が大好きな「クレヨンしんちゃん」
この２００２年に公開された映画１０作目のコイツ、数々の映画賞を獲り、「大人も泣ける」という話を色々なところから聞いてました。
つい最近も、草なぎ剛とガッキー競演の「ＢＡＬＬＡＤ　名もなき恋の歌」という実写映画も作られましたよね
そんな前評判、話題をかなり聞いてたんで、前々からこれはしっかり見たいと思ってました
オープニングからして、しんちゃんシリーズらしくない。絵柄といい音楽といい・・・
しんちゃんがタイムスリップするのは、かなり唐突ではありますが、その時代で繰り広げられている戦い　これが結構リアルでびっくりしました
当時の武器といい、陣形や戦い方、その辺の中途半端な戦国映画以上の描きようです
子供が観るものなので、極力、「死」というシーンを映してはいないものの、端々ではその「死」を描いているし
そんな戦国の最中、お姫様と幼馴染である下級武士との許されぬ恋物語・・・
所々でいつものしんちゃんギャグが出ており、ちゃんと笑わせてくれるものの、内容はややシリアス寄りです
途中からタイムスリップしてきた野原一家が盛り上げて終盤の大合戦へ
ちゃんとひろし、みさえもイイ所で、いい活躍と笑いを提供してくれます
野原家の大活躍で、劣勢だった春日軍も奇跡の大勝利
そしてラストへ・・・
・・・なんとなく予想はしてたけど、確かにこのラストは、しんちゃんらしくない
気が付いたら、俺もカミさんも泣いてました
他のしんちゃん映画も幾つか観ているけど、時代考証もしっかりしているし、その時代の恋物語もきちんと書いてるし、それでいて、若干控えめながら、しんちゃんワールドも残している・・・
大した作品です、コレ
ちゅうことで、「ＢＡＬＬＡＤ」もきちんと作ってたら、かなりの感動作品になってるかもねで、８０点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません