半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

落胆の発表・・・

2009-02-06 22:00:00 | えふわんの部屋
 残業しているときに、メルマガ速報が入った
トロロッソ、来季残りのドライバーにS.ボーデに正式発表!

F-1のオフシーズン最大の関心事だった。毎日関連のニュースをネットで追いかけてた
昨年のトロロッソのテストで、新人S.ブエミ選手、2008年レギュラードライバーだったS.ボーデ選手、そして我らが佐藤琢磨選手が、熾烈な「2つの」シートを争っていた
トロロッソは、Redbullのセカンドチームということで、子飼いのS.ブエミは早々にシートを射止めてしまった。
で、残る1席をボーデ選手琢磨選手になっていた。
昨年行われたオーディションを兼ねたテストでは、若干コンディションが違うとはいえ、1年間乗りこなしている慣れたマシンを駆るボーデ選手より、たった2回のテストでこのマシンを乗った琢磨選手のほうが良いタイムを出していた
そのテスト直後には、かなり琢磨選手が選ばれるような感じだったけど・・
前々から危機感のあったトロロッソの運営資金の問題で、個人スポンサーを持ち込むドライバーがより優先される形になってきていた。
その点でも、琢磨選手は当初有利に見えたんだけど・・・
今日の発表は、とても残酷なものだったなぁ

俺は個人的にS.ボーデ選手は嫌いではありません。
いや、むしろ昨年のデビュードライバーの中では、かなり期待していた人でもありました
F3000や、INDYで数々の栄光を手にした彼は、とても着実に、そして知的なレースをする人だなぁと感じてました
同郷である、アラン・プロストのような・・・ってのは言いすぎかな
ただ、それ以上に、今回は、今回こそ、琢磨選手にシートを与えて欲しかったのです
琢磨選手だって、最難関のイギリスF3でチャンピオンを獲得しましたし、あのマカオGPでも日本人初優勝をしました。
F-1参戦して、BAR時代は、セッションリーダー、予選2位、決勝3位という成績を残しています。
ただ、当初は速さはあれど、安定しないところもあって、アクシデントもトブルも多かったことは確かです
しかし、スーパーアグリに入り、明らかに他のマシンに劣る車の能力を最大限に引き出し、上手さ、安定感が加わってたのが、ホントに良く分かったんです
まさに「脂ののった」時に、スーパーアグリ撤退
彼自身が最高な「今」に、マシンが乗れないというのは、ファンである我々以上に、本人が一番悔しいのではないでしょうか
彼がもし、速いマシンに乗れたら、自分が大好きなこのF-1で、自分が生きている間に見れないと諦めている「日本人の初PP」「日本人の初優勝」が観れるかも知れないと・・・俺にとっても、それが「夢」なんです

今年のF-1はスーパーアグリはない、ホンダはない、そこに加え、琢磨選手がいないということで、楽しみがドンドン減っていきます
日本人という点では、かろうじて(中嶋)一貴選手がいますし、彼も応援したいですが、彼には無い魅力が、琢磨選手にはあるんです
鈴鹿が復活するってのに、なんかネガティプな話ばかりで、悲しいですね
しかし、トロロッソ。
昨年は、S(セバスチャン).ベッテル&S.ボーデ、で今年は、ボーデとS.ブエミって・・・
どんだけセバスチャン好きやねん!!!
琢磨選手も、セバスチャン・琢磨にしたら、シート獲れたんだろうか

残るシートは、撤退したホンダをどこかが買い取って参戦するという「前提」で、2つしかありません。
1つは当然、元ホンダのエース・バトン選手でしょう
残る1つだけど、どうなるんだろうか・・・
琢磨、頑張れ
コメント
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