斉藤清美術館はとてもよかった。 四季折々に四回作品が掛け変えられるそう。
斉藤氏は凄く構図に拘る方だったそうで、「一点一点が構図との激しい戦いの中から生まれるものだ。」と言葉を残されている。
チケットのこの絵もなんとモダンな。 色がまたよくて、シャガールのブルーを思い出した。 因みにわたしはシャガールブルーが好きだ。
パンフレットもお洒落。 折りたたむと四角になる。
下の絵の大きな複製画を買ってきた。
よろこび勇んで一緒に行った義兄たちに見せたら、「あぁ。」 とか反応 うすっ!
「それねずみの絵?」 義兄。 「 ・・・・ かぶです! 」 ねずみ?・・・ そういわれてみれば、ねずみの後ろ姿にみえなくもなく。 おしりを並べたいっぱいのねずみたち、、 なんて見方したら、、、 ちょっと気持ち悪いんですけど。
でもいいんです! ねずみじゃないし、かぶだし! どこに掛けようかな? ただ今検討中。
絵葉書や複製画と違ってやはり本物は様々な迫力がある。 ドカッと迫ってくる迫力もあれば、じんわり静かに広がってくる迫力もあれば・・・・
わたしは中でも会津の風景画を見た時に涙が込みあがるのを感じていた。 簡単に言えば感動!? でも、なんで感動できるんだろ? なにが感動させるんだろ? わたしを。
「感動した!」 まででよくて、小難しい理屈などかえって興ざめだったりする。 作品を進んでいったら壁にコメントが。
そのコメントに納得!
”ふだん見過ごされがちなありふれた光景が
実はとても美しく大切であることを再認識させてくれる”
そうか、美しい からなんだ。 確かに美しいとおもった。
その 美しさ がわたしを感動させた。
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