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ニイハオ! 我的朋友!

中国留学生活を綴ったのがこのブログのはじまり
今は日々のこと旅のことなど徒然に・・
そして加わった乳がんカテ

フィーリング

2009-12-14 | ● 出逢い・しごと
最近の職場を見ていてある事を考えていた時、「そういえば。。」 と思い出した ある方の言葉。
かなり前に書かれた文章だけれど、今読んでも、わたしは古さを感じない。
何か不変の真理のようなものが、この中にあらわされている気がするからだ。

これを書かれた方は、わたしが以前働いていた職場の副院長。
もうお亡くなりになって久しいけれど、生前からとても尊敬していた方だ。
生き方で教えていただいたことが、今でもわたしの中に生きていると思っている。
当時一緒に働いた仲間たちも、たぶん異口同音にそう言うだろう。        「M先生」

M先生は、『私の歩んだ道』 という回想録の中でこんなことをおっしゃっていた。


「      ・・  『フィーリング』  ・・

つい先頃まで静かなるヒット曲として流行った歌に 「フィーリング」 という歌があった。
これは先日の東京音楽祭にも参加したモーリス・アルバートの作曲した持ち歌で、産地はブラジルであるが、アメリカのポピュラー界の大御所、アンディ・ウイリアムなどが歌って世界的にヒットを飛ばし、日本でもハイファイセットが歌って静かなるヒットと相成った訳である。
この曲を何枚か聴いた中で日本のハイファイセットの曲が僕の心には一番ピッタリした気がしたが、それはソロシンガーの張りあるハスキーな声とバックコーラスのハーモニーの美しさが一体化したところに「フィーリング」の感じが出されていると思われる。

何もここで音楽批判をやろうという訳ではない。
だが、人間社会におけるフィーリングの大事さ、、それが歌のように、詩のように、小説のように上手くいくようであればこれにこしたことはないが、場合によっては非常に下手く苦労しているのが我々凡人の世界である。

今年の春早い頃だったと思うが社会福祉のある会合で、私が日頃から敬愛している施設長さんが 「人間の関係において波長の合う人と波長の合わない人がいる。
波長が合わない場合、どんなに合わせようと思ってもなかなか難しいものである」 という話をされた。
これを聞いて、なるほど波長とは上手い表現を使われたと思った。
ラジオで波長が合わなければ聞こえないし、もしいくらか合わせたところで雑音入りの音しか聞こえてこない。
                中略

人と人との関わりを持つ仕事である社会福祉にとって感情の結びつきの悪いことは、仏を作って魂入れずに等しい。 しかし我々も人間である以上、波長の合わない人とも相対しなければならない。 そこに福祉で働く人に要求される自己変革が存在するのである。 だから自己変革なくして福祉で働く者は存在しないし、それを可能にして初めて専門性としての福祉の仕事がある。               
   
                後略
                                         ・・・・・・・・・    。    」








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あかちゃん

2009-10-30 | ● 出逢い・しごと
9月にあかちゃんが生まれて産休中の人がいる。
昨日赤ちゃんと一緒に保育園にきた。
流産を繰り返し、悲しい思いをいっぱいしながら、やっと授かった命。

あかちゃんは二か月になる男の子で、とってもかわいかった。 
職場のみんなは仕事中だったけど、代わる代わる会いに来ちゃって。 
なにせ保育士、みんな根っからのこども好き。

「ママに会えてよかったね。」 と、みんなは心から思ったと思う。

      

      


                               


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結婚式

2009-07-16 | ● 出逢い・しごと
四日前の日曜日、姪の結婚式だった。
家が近所のこともあり、赤ちゃんの時からいろんな時代の成長ぶりを見せてもらった姪。
すっかり綺麗な花嫁さんになってしまった。  




お父さんにエスコートされて。
お父さんの感慨と緊張は最高潮!?

                         

花婿さん・・・
                    

                         

黄色のドレスもとってもよく似合ってた。

     

しあわせにね! 
おとうさん、おかあさんが作ってきたような、明るい楽しい home を築いていくことだろうと
おばちゃんは思ってるよ。 

     

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今日も暑い。。

2009-05-27 | ● 出逢い・しごと
時々給食室の仕事がまわってくる。
みなさん同世代で、こちらもまた楽しく仕事ができる。

S藤さんと話していたら、それを聞いていたT先生・・

ボケ と つっこみ って感じで いいねェ。 」 

「ボケって、、、  わたしですか? 」

「もちろん!!     それも テンネン !? 」


   ボケてましたか・・・    
   テンネンでしょか・・・


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とうとう みたらしだんごが!

2009-05-16 | ● 出逢い・しごと

みたらし団子と 友来たる!(昨日) 
                          

みたらし団子が嬉しいのか!?  友来たるが嬉しいのか!?    どちらも。
というか、三年ぶりの朋友との再会の方が 遥かにうれしいのは言うまでもない。

先月、わたしが留守の時にうちに来てくれた友人が、また出張で来仙した。
「そういえば、一昨日一緒にカレー食べたよね。」 なんて錯覚するくらいに、
“久しぶり感” が全然なかった。
「お久しぶりでした。 とか、言うでしょう、まず。  」 とご指摘受けるほど、、、 なし。 
こんなやり取りも、なんか変わらないなぁ~ って。

今回もトンボ帰り出張。  一時間くらいかな、お話し出来たのは。
三年という時間が、顔合わせた瞬間に戻っちゃうというか・・
お互い、「変ったけど、変わらない。」 ということなのかな。

短い時間だけど、ゆったり過ごしたいと思って、ここにした。  

   

お店中央には季節の花が溢れんばかりに生けられ、
カサブランカの優雅な香りが品よく店内の空間を包んでいた。
「いい香りするね。  」
「そうですか?  全然気が付かなかったけど。 」
  耳鼻科で鼻治療中のわたしだって かなり気づいてるんですけど・・ 。
 
また、このお店には素敵なカップがたくさん並んでいる。
お客さんによって、珈琲を注ぐカップを選んでくれる。  
それも楽しみなお店だ。
朋友、、、 アイスコーヒー たのんだ。    
あらら、 楽しみ一つ消えた・・・

オーダーしてしまった後に、 「このお店は、これこれこういう風なのよ。」 というと、
「頼む前に言ってくれたらよかったのに。  頼む前に言うべきですよ!
 そしたら、アイスたのまなかったのに!  」
   そうですね。
相変わらずのやり取りが、繰り広げられ・・・・   
あっという間だったけれど、とても楽しいひと時だった。
忙しい相間をぬって、再会の時を作ってくれた朋友に感謝。

中国に居た時もそうだったけれど、彼と話していると なんだか勇気が出てくる。
そうなんだよね、自分の思うようにやってみればいいんだよね、と、なんだか励まされる気がする。
今回もそう。

夫が 『男の品格』(PHP文庫) なる本の立ち読み情報から、わたしに質問してきた。
品格?・・・

媚びない(徒党を組まない)、 愚痴らない(自分を憐れまない)、 他人の悪口・蔭口言わない、
威張らない、 やたら自慢をしない、 言いたいことは相手がだれでもはっきり言う、、、 、、、
本に書いてあったことと、わたしが思いついて足したこととで、こんな感じ?

取り立てて 「男の品格」 というより、わたしもそうありたいと思うことだ。
人としての品格・品性 ということなんだろう。
彼はどれも当てはまる。    彼には品格がある。

たとえ あんなに芳しいカサブランカの香りに 気がつかなくても・・・
たとえ携帯に    きみどり色のガチャピン付いてても・・・   


    
  到同学们! 他三月已经結婚了。 
      听说他还没报告大家、所以用这个画面我告訴同学们。
      我不是他・・・     好a。 


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春。。。

2009-03-27 | ● 出逢い・しごと
この春、卒園したななちゃんからプレゼントをもらった。

         

裏にはこんな言葉が書いてあって。

           

折ってくれたのはママで、メセージはななちゃん。
ふたりの合作だ。
廻すとこんな感じで、コマになる。

          

最後の登園日に持ってきてくれたそうだけど、丁度会えなかったので
お礼のお手紙でも書こうと思う。

ななちゃんのママは中国人で、パパは日本人。
ママの国もパパの国も大事にできるななちゃんに なってくれることだろう。
中国のおばあちゃんは、ななちゃんとお話しできるようにと、ちょっと日本語を覚えているらしい。

「(おばあちゃんとわたしは) あんまりお話できないけど、でもね、大丈夫なの。」  とななちゃん。
そうなんだと思う。 




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値段の付かないヴィンテージ

2009-03-26 | ● 出逢い・しごと
「忘れた! 持ってこようと思ってたのに!」

わたしが中国から帰国した年の秋、彼らは結婚した。    結婚式
結婚後、ふたりで遊びに来てくれたことがあった。
もちろんその夜の酒盛りは盛り上がったこと言うまでもなく。


さて、何を忘れてきたのか・・
それは、彼が子どもの頃に来ていたセーターだった。
モスグリーン地の胸のところに 大きなクワガタが編みこまれているセーター。
二十年以上 ずっと大事にとっておいていたセーター・・

わたしもすぐに思い浮かべることが出来た。 
なぜなら、わたしが編んで彼が小学3年生の時のクリスマスにプレゼントしたものだったから。

彼は昆虫大好き少年で 大きくなったら昆虫博士になるのが夢。
あの夜の話では、冬のある日 突然わたしが 「クワガタの絵書いて。」 と言い出したそう。
訳も分からず書いてわたすと、しばらしたら同じ絵がセーターに張り付いていた。

そうだった。
随分はっきり覚えてくれているものだと 嬉しかった。
そして、ずっととっておいてくれてたなんて。

彼の趣味は、古着や雑貨など年代物のコレクション。
部屋にはたくさん その古臭いもの が飾ってあったり、置いてあったりなのだ。
奥さんになった彼女の話では、そんなものに混じってそのセーターは彼の部屋に飾られているとのこと。
人の気持ちを大事にする彼らしいと また改めて思った夜だった。

そして・・・

「あれはねぇ、 値段つけられないヴィンテージ だから。」
こんなこと言いながら 笑っていた。

最近では、時々うちのむすめを飲み会に誘ってくれたりメール交換なんかしているみたい。
飲み屋さんでふたりの関係を聞かれると、 俺の妹、、 なんて紹介してるとか。 
      
         



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生きていた  2

2009-03-22 | ● 出逢い・しごと
えむ子との再会。
行ってよかった。

四年ぶりに会うえむ子は,すっかりママらしくなっていて、
親子仲良く笑いあう姿を見ながらわたしは安心し、また嬉しかった。

忌まわしい事態を知らされたあの時の、卑劣な獣に対する煮えたぎるばかりの憎しみ怒り、
そして無性に込み上げた悔しさを覚えている。

ただ・・・
どういえばいいのだろう、難しい。

今の彼女たちを見ているとそんな過去のことはどうでもいい、、 というか
(決してどうでもよくないのは分かってる、犯罪なのだから)

やっぱりうまく言えない。
ただ、いつまでも過去に縛られることなく しっかり今を生きている ということは
はっきり感じることが出来た。
実際そうなのだと思う。


15歳から働いてきた彼女の月々のお給料は、だいたい9万円台とのこと。
(税金、昼食代を引かれた手取りで)
これで家族を支えている。

彼女は今でも やっぱり明るくてたくましかった。
子どもと一緒の生活もハリになっているのかもしれない。

帰り仙台駅に着いたら電話頂戴と言われていたので、すぐ電話をしたら
携帯の電波が繋がるところでずっと待っていてくれたらしい。 (家は圏外)

「無理言ったのに 今日は来てくれてありがとう。」 と えむ子。
わたしもとても楽しかったよ、と伝えた。

(何かあったら電話ちょうだいね、必ずまた行くから・・)
こんなひとり言...  心の中でつぶやきながら帰路についていた。

窓の外には 夕焼けが・・・
松島の海に沈んでいく夕陽が綺麗だった。

                     



しばらく前から わたしの中でモヤモヤしていたものが晴れていく気がした。
 「等身大」 ・・・
言葉そのままのシンプルな意味ではない。  もっと違うこと。
カッコつけて言えば、国語的というよりむしろ哲学的な含みかな、わたしが欲しかったのは。

えむ子に会って分かった気がした。
えむ子は正に “等身大の自分” で生きていた。


  カール・ヒルティーの言葉がよみがえる。

  “ 人間の幸福とは 
    苦しみや悲しみが いかに少ないかということではなくて
    苦しみや悲しみを いかにして乗り越えたかという事にあるのだ  ”



                 そして二年後、ついに仙台に来ちゃた えむ子! 


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えむ子   1

2009-03-22 | ● 出逢い・しごと
「今度会おうね!!」
えむ子から突然電話がかかってきた日。
いつか会おう ということになっていた。

そしたら、突然の電話で、「Aちゃんも二時頃ならいいって言うから、どう!?」
ん?・・・・   (いつ、どこで・・ がない。   相変わらずだ。 )

えむ子の頭の中では、完全にスケジュールが決定しているらしく・・・
どう!?、、、 は、疑問形じゃなくて  いいね! の念押し? の勢い。

わたしの 「どこで?」 に、「石巻!」
えっ・・・ (い、いしのまき・・  ちょっと遠いかも・・)

「わたし仙台苦手なんだよねぇ。 
 頭悪いのまだ直ってないから行けないんだ。」 と えむ子。  (彼女の家は石巻の近く)
その言い方に、ホントは笑い事じゃないけれど笑ってしまった。
「そうかぁ、、、 まだ直ってないんだ。」 なんて失礼なことも言いながら。

えむ子は小学校二年生の時に一年だけ一緒だった(担当した)子。
もう二十年は前のことになる。

強靭な生命力と精神、それに楽天性を加え持ったような子。
普通学級じゃなく ひまわり学級(各学校で呼び方は違いますね) に通っていた。
とにかく 元気いっぱいの毎日。

ある朝、彼女が学校に行こうと外に出ると、心無い男の子たちが大声ではやし立て意地悪してきた。
ちょうどわたしにもその声が聞こえたので、注意しようかと思った矢先・・・

「うるせい~!!」 って えむ子 反撃!
「いいぞォ!! 言っちゃえ! 言っちゃえ!」 と陰ながら(笑いながら) 応援。
これはなんとか自分で乗るきれそうだねと。

へこたれない たくましさ、、、  えむ子の凄いところだと関心したものだ。
たぶん今でも変わっていないだろう。
そんな彼女が思い出してくれて、会おうね! と言ってくれるのは嬉しいこと。
  
待ち合わせ場所まで 二時間くらいかかるかな・・
まだ小さかった頃のえむ子を思い出しながら 列車に揺られていた。

    
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鬼代わって!!

2009-03-16 | ● 出逢い・しごと
今日は4歳のこどもたちのクラスで仕事だった。
氷鬼という鬼ごっこをして遊んだ。
よ~し、つかまえちゃうぞ~~~~!! ってな具合で。。 
 
そしたら、、
「餃せんせい 早いから、鬼かわって!」 とカレンちゃん。   
相当本気モードで4歳児追いかけてました! 


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