土曜の夜は素敵なお客さんたちも来てくれて、楽しい
送別会 になった。
笑いがあったり、ちょっとしんみりもあったり・・
新しい生活に多少の不安もあるみたいだったけど、彼なら頑張ってのりきって行くことだろう。
翌日の日曜、朝早くバスで東京に向かったSさん。
お見送りに行ったら同郷の友だちも来ていた。
そして何よりびっくりしたのが、送別会に来てくれたNさんも駆けつけてくれたこと。
(Nさんはわたしの職場の方)
前の日は相当遅く帰ったのに、朝早く写真を現像してお手紙まで添えて自転車でかけつけてくれた。
寒い朝の空気に身体は縮こまる思いだったけれど、Nさんの温かさがとっても心にあったかかった。

こんなことやっちゃう彼女が、わたしは大好きだったりする。
恐らくSさんもすごく嬉しかったと思う。
送別会の夜、帰る時にちょっと涙を浮かべながらタァーっと駆けて行った後ろ姿。
Sさんと話す為に毎週通った辺りを今日通りかかったら、
これまでの二年近くの思い出がよみがえってきた。
初めての出会いの日、ピンクのシャツを着てどこか不安そうに腰かけていた姿、
一緒にアルバイトの面接に行った日のこと、ユーモラスな話にたくさん笑わせてもらったこと、
中国へ一時帰国し、またこっちへ帰ってきた時の意気消沈(寂しくて)仕切った虫の音のような小さな声とうつむきっぱなしの顔、、、 そして一緒に行った旅行のこと、、、 等々。
そんなこと思ったら、急に寂しいなって。
でもきっと、また新しい世界でがんばってくれることだろうと思う。
送別会の日、Sさんが作ったキムチを持ってきてくれた。(彼はいつも毎週一回キムチを漬けていた)
もうこれしか残ってなくて・・・
これ全部食べちゃったら、すっかりお別れみたいな感じがして、もう少し取っておきたい気はしたけど・・・
食べた。
以前、友人が言ってくれた言葉に、はっとさせられたことがあった。
“
楽しむ” と “
道” という言葉。
いろいろな事が絡み合って精神的にしんどい状況の時で、すごく余裕がなかった自分に気づかされた。
“楽しむ” という気持ちを忘れていた。
仕事もそうだけど何であれ “楽しむ” という気持ちを持っていること、持てることはとても大事だって。
目先のことに囚われ過ぎて、すっかり忘れてた。
そのことにハッ! と気づかされ、何だか救われた思いがしたものだ。
そして “道” ということ。
「お互いの道を歩いていきましょう。」 といわれ、こちらもまた心に響いた。
どういう道をどう生きるか、、
どんな道でもどう歩いても、それがその人なりに一生懸命歩いているのであれば
かけがえのない “自分の道” 。
「その人の道を歩く」 ということは、その人がどう生きるかと言うことだろうね。
Sさんも彼の道を彼らしく歩いて行ってくれることだろう。
わたしもわたしの道を。。
いいお別れが出来て ホントよかったと思ってる。