ふう、やっとまともな考察に戻れそうです。いや、まだRX621のボードは手にしたものの、まるで試していません。ただ、2種の液晶グラフィック表示器がおそらく繋がると思えるようになっただけです。一部の部品の入手は年末にずれ込みそうです。
近々に行けるところにある電子部品小売店に行って、残りの一般部品を見て、使えそうなのは購入する予定です。
2回路あるSPI回路のもう一方は外部のSRAMとEEPROMに繋ぐ予定で、1回路に最大4個まで接続できます。
EEPROMの方が先に届きました。16MB(バイト)の製品で、フロッピー代わりに使おうとしているもの。
SRAMは128KBのものと、4MBのもの。後者はPseudo SRAMと呼ばれるタイプで、初めて使います。後者は容易にはんだ付けできるDIPではなくSOICと呼ばれるパッケージです。DIPへの変換基板は買っていて、扱えるかどうかを確認する目的で購入しました。
最近は基板にピンを刺すDIPではなく、表面実装のSOICの方が主流と思います。SOICのピンの間隔はDIPの半分の1.27mmで、これ以上狭くなると普通の半田付けでは対応できないと思います。1.27mmが扱えるようになると部品の選択肢がぐっと増えるので、何とか成功したいです。
SRAMは主記憶の延長として使います。今の計画では16バイトずつの「コンテナ」として扱い、4バイトはポインタで、残りの12バイトが中身で、例えば、LISP風のリストを組みます。コンテナの大きさを統一すると、いわゆる断片化(フラグメンテーション)が原理的には起きなくなります。
本来はいわゆるB-treeとして使うために考えていたもので、できればこちらを実現したいです。データは可変長文字列で、大規模な連想配列であり、簡単なデータベースです。
これで大体の所、MS-DOS風の運用ができるはずです。この基本部分の上に、ポケットコンピュータのBASICみたいな、普段操作するためのスクリプト言語を導入します。ここ最近、本ブログでtiny BASICとかB言語と言っていたのはこの部分です。
目標はその先にあるのですが、どこまでできるかな、です。この基本部分を作っておくと、他に応用ができるので考察に終わっても値打ちがあると思っています。