本日は午後から接客仕事だったので午前の仕事は早々に切り上げて、いつものように昼食と称して職場近所の量販店へお出かけしました。店内の書店にてブルーバックスの新刊が並んでいたので宇宙の方を購入。通勤中に読む予定です。
ふう。でよく考えてみたら、ガウス曲率(スカラ値)ではなくてリーマン曲率テンソルはテンソルですから剪断力とか応力の成分があって、移動に伴いベクトルの方向が次第に傾いて行くのはなんだか当たり前の気がしてきました。これらが重力子の潮汐力由来だけだったら、我々はいわゆる万物理論の一端にたどり着いている感じがします。
とはいえ、ヒッグス粒子のようなスピン0の粒子はゲージ理論とは無関係のはずで、私の当てにならない予感では暗黒物質とか暗黒エネルギーの分。
後者に対応する幾何学要素は今のところ思いつきません。暇があるときに当てもなく考察してみる予定です。
4次元には3次元までに見られない対称性が出てきます。2重回転です。回転を表す行列は2次元では、
`(,(cosθ -sinθ)
,(sinθ cosθ))
の1成分だけで、3次元では、
`(,(cosθ -sinθ 0)
,(sinθ cosθ 0)
,( 0 0 1))
`(,( 1 0 0)
,( 0 cosθ -sinθ)
,( 0 sinθ cosθ ))
`(,(cosθ 0 sinθ)
,( 0 1 0)
,(-sinθ 0 cosθ))
の3成分となり、4次元では6成分となります。その6成分の中で独立な2回転を同時に選ぶことが出来て、たとえば、
`(,(cosθ -sinθ 0 0 )
,(sinθ cosθ 0 0 )
,( 0 0 cosφ -sinφ)
,( 0 0 sinφ cosφ))
などが2重回転です。1、3、6の数列の規則性は三角数で、5次元では10になります。
以上はユークリッド空間での話ですが、ミンコフスキー空間にも直交変換(回転と鏡映)に対応するユニタリ変換と呼ばれるのがあって、ただしこちらの2重回転の想像は難しいです。4次元ユークリッド空間の2重回転でも想像は難しいですけど、たしかネットでは「クリフォード変位」で図が出てきたか(ドーナツの表面にらせんを描いたような図)。
他はとっさには思いつきません。まだまだ先は長そうです。