まったり アイマス2

アイドルマスター2 超ライトユーザーのプレイ日記

1351. GPGPUって

2015年10月09日 | 日記
 とある一般ゲームサイトでPS4の心臓部、APUの話題になって、二人が論争していたもののまったくかみ合わなくって周囲が苦笑。今やノートパソコンにも入っているGPUを汎用化した、GPGPUについての話題です。
 とは言っても、私、CGをすべて自前で書いたことと、OpenGLのプログラミングしか知りません。PS4でプログラミングしてみたいけれど、そんな日がいつ来るのやら。だから、以下、私の今の理解の範囲での話。

 まず、ゲームでも使われていると思われるソフト、グラフィックライブラリが何をしているかというと、ポリゴンの頂点の座標と向き、色とテクスチャ(模様)の指定、そして光源の指定が入力で、出力がテレビの画面。
 だから、グラフィックライブラリを使う前に人物などのポリゴンの座標が決まっていないといけなくて、そこは普通のCPUが処理します。もちろん当たり判定もグラフィックライブラリの以前の話。
 グラフィックライブラリ内では、おおざっぱに前半と後半の処理があって、前半で(メモリ上の)画面にオブジェクトを置いて、後半でピクセルに色を塗って行きます。この前半がCPU担当で、後半がGPU担当とのこと。しかも従来は一個のCPUが処理していたのだそうです。

 かみ合わなかったのは、一人がグラフィックライブラリ直前の処理(シミュレーション部分)をGPGPUにさせるつもりだったのに、もう一人がグラフィックライブラリ前半の処理にGPGPUを使うという前提で話し合っていたから。私の考えではどちらにも使えます。
 早く私も使いたいのですけど、解説書があまりなくって、途方に暮れている状態。それと下世話ながら、私の今の仕事に直接は関係ないので、いまいち時間が取れない。

 で、今までのPCではグラフィックライブラリ前半の処理をパソコンのCPUにさせるでしょうから、当然、ここが高機能で無いと、できあがりの絵に響いてきます。だから、ゲーム用PCではCPUの性能にものすごい注意が払われていたわけ。
 ところが、もしもここがグラフィックボード上のGPGPUで出来てしまうと、そして、その直前の処理までグラフィックボードがやってしまうとなると、一種の革命です。だから、今のパソコンで儲けているハード・ソフト各社は避けたい話題。
 でも、PS4はゲーム機ですからそんな配慮は不要です。技術者が面白がって、ここぞとばかりに好き放題やっている感じがします。

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