ステラステージのPVはまだ見ていません。眠くなる音楽の話題があって、まさか邦楽系では無いと思うので古いクラシックのことでしょう。
あ、蘊蓄話だ、と直感した方、そのとおりです。飛ばしていただいてかまいません。
私はクラシックファンですけど、さすがにモーツアルトは眠くなります。米国の映画にもそのような描写がありますから、世界共通の感覚のようです。いかにも古いです。歌舞伎の音楽を聴いているみたい。多分、最も勇壮な曲が交響曲第41番(ジュピター)です。
ベートーベンの交響曲第5番(運命)の冒頭は誰でも知っていると思います。しかし、当時は乱暴と言われたジャジャジャジャーンだらけのこの曲も途中から眠くなる。
だから初期の頃はバッハの方が好きでした。少し時代が戻って教会音楽や宮廷音楽の時代。なぜ今に残っているかというと、このころドミソの和音と転調がどんどん使われ出したから。
モーツアルトやベートーベンが面白いのは大衆音楽が発展した時期だからです。フランス革命のころの話。なんだ歴史の話か、ですって?。そのとおり。お客への過剰サービス満点の内容になってきていて、当時の小金持ちが好んだのでしょう。ということはいかにもメカニカルなピアノや舞台仕掛けに凝られたオペラなどがあるのもうなづけます。
チャイコフスキーが好きだ、というとにわかクラシックオタクからクスッと笑われそうです。でも良いものは良い。白鳥の湖が名前はよく知られているでしょうけど、くるみ割り人形や眠りの森の美女の方が親しみやすいと思います。私はビゼーやショパンや、誰でも大好きなドボルザークでクラシックに近づいて行きました。
ブラームス、ブルックナー、マーラーといった巨匠たち。CMなどでフレーズが採用されるので意外に知られたメロディーが聴けます。この頃がいわゆるクラシック音楽の頂点でしょう。ありとあらゆる音形が既存の出来事となってしまい、オクターブ12音の音楽にはもう何も残っていない、と思える感じになったと思います。これ以降のクラシック音楽はものすごく好みが分かれてしまいます。
転換期の音楽はドビュッシーが聞きやすいと思います。バルトーク級になるとクラシックファンでもかなり疲れる。ストラビンスキーも評価が分かれます。
20世紀前半までがクラシック音楽の時代とされます。しかし20世紀後半にもまだ可能性は残っていました。私はショスタコーヴィチの交響曲が好きで、でもやはり好みが分かれます。5番、10番、15番交響曲が有名で、でも中二病のあなたには14番交響曲がお勧めです。テーマもインパクトがありますが、その超絶技巧はゲーム音楽などで好んで使われていると思います。
本日はとある用事の途中。普段は行かない量販店に行ってみました。オリジナルのPS4を買ったのはここなので、たまには行く店です。で、普通に新版のPS-VRが売られていました。新型発売後一週間です。いよいよ長期戦に入った感じです。
ソニーとしてはとんだボランティアになってしまいましたけど、ゲーム機の大手ですからこの勇気はたたえられるべきでしょう。ハードもソフトも未完成の感じなのは誰でも分かることで、次の改良版が本命のはず。今は広く感想を求めている段階と思います。
VRとは多分関係の無い12月発売予定のPS4のアイマスゲーム、ステラステージの話題がなぜかフレPの間で短時間盛り上がりました。内容は予想内だったし危機でも何でも無いので私の出る幕は無かったです。今は最終稿が完成間近でほんの微調整しか出来ないと思います。それでも意見は言っておくべきでしょう。私としてはS4Uがあるだけでまずは満足。S4Uの出来が良ければ褒めちぎる予定です。