写真紀行

日々の風景と将来に残したい風景を求めて

2013 神田祭り

2013-05-13 10:02:33 | 歴史散歩

神田明神
神田、日本橋、秋葉原、大手町、丸の内、江戸神社奉賛会(旧神田市場)、築地魚河岸会と東京の中心部の108町を氏子とする「神田明神」は創建が天平2年(730)と古く、江戸時代には将軍家の篤い庇護を受けて「江戸の総鎮守」とされていて、2年に一度行われる「神田祭」は深川の富岡八幡、山王神社の祭礼と共に「天下祭り」と呼ばれ祭礼行列が江戸城内に入る事を許され、将軍や御台所の前で神輿が担がれたそうです。
 
今年、四年ぶりに行われた祭礼は以下の日程で盛大に開催されました。
5月09日 鳳輩神輿遷座祭
5月10日 氏子町会神輿神霊入れ
5月11日 神幸祭
5付12日 神輿宮入
5月14日 表千家家元奉仕献茶式・明神能「幽玄の花」(金剛流薪能)
5月15日 例大祭(里神楽奉納)

神田明神の祭礼である「神田祭」は江戸の下町を氏子としたことも手伝ってか、歴史の重みも加えて他の祭りには無い独特の雰囲気がある様です。


                
                 
                                                    江戸時代の神田祭(神田明神のHPより)

                             
                    JR御茶ノ水駅から聖橋を渡り湯島聖堂前から神田明神までの通りは交通規制で混雑していました


         
                 宮入は町内会毎に時間が決められていて終日をかけて行われました

          
               湯島聖堂前で宮入の順番待ち
      
     
            
       高張提灯を持つのは全員女性                                       イナセナふんどし姿が何とも風流(?)

  
               
                                神田中央連合の神輿
                
   
            
                               出番を待つ神田東紺町会の神輿   


              
    神田明神に入る順番待ち、一基が大体30分程で移動、この日90基が入りました         家族で参加、坊やの今後が楽しみ  


              
                  参道を通り明神の随神門を入る神輿                          神田明神の大鳥居


             
         神輿の周囲は熱気 に包まれています、宮入の厳粛さと4年振りの祭りの為か、どの神輿の担ぎ手にも高揚感を感じました

    
          
            明神内で神輿を奉能                                            きれいどころが華を添えます 


            
               室町一丁目会の加茂能人形山車が社殿脇出ています                       社殿前で奉納中の神輿
        


            
                       随神門の内部                              奉納を終えた神輿は次の神輿に場を譲ります  


          
                            神前で奉納を終えた神輿が各町内会に戻ります   
           
        
     
            
                担ぎ手がちびっ子達の中央連合の神輿  

         
   

               
            奉納を終えて明神を出る中央連合「魚河岸」の神輿


              
                   奉納を終えて明神様を出る神田中央連合の神輿、担ぎ手はほとんどが女性でした
                      
              
             

              
                          奉納を終えて明神境内を出る「魚河岸」神輿、女子力に脱帽
                         

    
           神田岩本町の高張提灯                                            明神をでる「魚河岸」神輿
               

          
        終日、境内は人で一杯
                 


      
          祭務所横の神楽殿                                                       境内は人で一杯です
 

          
         明神様の境内には昔ながらの屋台が並んでいます、寅さんが居てもおかしくない雰囲気でした


           
    テレビカメラが境内に入ってくる神輿を追っています       午後2時、大手・丸の内町会(将門塚保存会)の神輿があ出番を待っていました


           
             間もなく出番です


           
                                                             大手・丸の内の神輿が明神様に入ります                                                                            

   

          
                                                                待機中の担ぎ手の二人、お疲れ様 
   

           
      明神から御茶ノ水に向かう途中、猿楽町の神輿が町会に戻る途中でした、地元に戻ってから4基の神輿で町内を巡るそうです


             
                                   鳴り物と神輿がセット

             
                       暫し休憩の後、また神輿が担がれて動き出しました 
  

          



        

午前11時に御茶ノ水に着き、神輿と一緒に神田明神に向かい数基の神輿を撮った後、御茶ノ水の戻りました、時間は午後2時、昼食は「肉の万世」でボリュームのあるコンボセット+ビールをオーダー。

           
     向かの席に祭りの担ぎ手がやはり昼食中、その中の3名は外国人、絵になる景色の為、写真を撮らせて貰いました


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 江戸東京たてもの園内ウォーク | トップ | 東御苑(江戸城本丸跡)を歩く »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

歴史散歩」カテゴリの最新記事