戸定邸
水戸藩主徳川斉昭の18男で最後の徳川将軍(第十五代)となった慶喜の実弟である昭武の邸宅です、1892年、昭武の子、武定が子爵となったことで新たな華族家として「松戸徳川家」が創設されました。
邸宅は1884年に造られた日本様式の木造建築物で国の需要文化財の指定を受けています。
1867年に大政奉還を行い将軍を辞した後、慶喜もしばしば来ていたそうで、2011年10月には天皇・皇后陛下も訪れました。
松戸市戸定が丘歴史公園内にある戸定邸の茅葺きの門 邸の入口
起伏のある芝と樹木の苅込みのある庭園と平屋造り一部二階建の邸
この時期には見るべき花はありませんでした、春には庭のツツジが見事です
手入れされた樹木
客間(和室)から庭に出る事ができます、市のボランティアガイドが常駐しており説明を聞くことが出来ます
書斎 客間
八重の間から内庭が見える丸窓 内庭
邸は江戸川沿いにあり、眼下には常磐線が走っています 東京スカイツリーも見えました
邸に隣接して公園、茶室、歴史館があります、公園の先は千葉大園芸学部の敷地
梅園に続く歩道
公園内にある歴史館、この日は徳川慶喜展(没後100年)が開催されており、慶喜が使っていた品々、書、写真などが展示されていました
歴史館脇には実をつけた飯桐の木があった、これから実が真っ赤になるそうです
徳川家の家紋になっているフタバアオイの葉
歴史館の案内 園内のススキが秋を感じさせました