山王日枝神社 http://www.hiejinja.net/jinja/hie/yuisyo/index.html
星ケ岡の高台に鎮座し江戸の総鎮守として威光を誇っていた「山王日枝神社」も現在では周囲の高層ビル群に阻まれ遠方からは望むことが出来なくなりました、社殿は昭和33年に華麗な姿で再建され往時の姿をとどめています。
大山昨神(おほやまくひのかみ)を主祭神とし、相殿に国常立神(くにのとこたちのかみ)、伊弉冉神(いざなみのかみ)、足仲彦尊(たらしなかつひこのみこと)を祀っています。
赤坂口の山王鳥居、広大な敷地は溜池から赤坂に向かうR246に面しており、神社専用のエスカレーターが備えられています
神社は永田町に隣接しており階段途中、ビルの間から首相官邸が見えました
最寄駅は国会議事堂前です 山王日枝神社境内のレイアウト
山王鳥居(男坂)
神門
神門から拝殿を望む
隣接するザ・キャピトルホテル東急、山王パークタワー
神門の左右に鎮座する武士像(誰の像か判りません)
神門には随神像と神猿像が奉安されています。猿は山王信仰で神の使いです
拝殿
由緒書
国歌「君が代」にも謳われている「さざれ石」
狛犬に代わり拝殿の左右には夫婦の「御神猿」が置かれていました
山王祭
江戸幕開府時、幕府は日本橋川を境に南側を山王日枝神社、北側を神田明神と江戸市中を二分、九段から丸の内にかけての旧麹町地区全域と日本橋南部、京橋・銀座西部を含む広大な地域が山王日枝神社の氏子となり、江戸城も山王神社の氏子区分に入っていました。
今日の山王祭は山車の行列はなくなりましたが代って神幸祭の行列が 氏子区域内を一周します、また麹町地区の神輿の連合宮入が行われるほか日本橋・京橋地区の連合渡御が中央通りを練り歩きます。
明治時代の山車 昨年の祭り(山王神社のHPより)
山王祭の際に出された氏子の山車蔵(町ごとに蔵が分かれていました)
稲荷参道