独身の弁護士、エリオット・ウェルズの射殺体が自宅で見つかる。
捜査を始めるブリスコー&カーティス。
で、隣の高齢者婦人の観察力というか、偵察ぶりがお見事!と
思わず言ってしまいました。
仕事上のミスが続き、退職したとの情報も。
また恋人と揉めていた、との話もあり。
先ずは恋人ライザを捜すことに。
ところが、ライザ=トニー・コニカという女装家の男性であることが分かる。
トニーは、ウェルズの恋人であったが、すでに別れたと言っている。
「・・・・エリオットは、外ではデートせず
近所の手前、僕に女装させ、ベッドでも・・・」
「それ以上は、結構だ」
笑った===!!レニー、もう聞きたくないって?(クスクス)
警察トリオ、作戦会議。
ブリスコー、トニーが怪しいと勘ぐるが・・・・
そこでカーティス、新たな発見を。
「・・・これを見てくれ。土曜の夜ウェルズは、別の事務所に電話してる」
「転職活動でしょ?」
「だが休養目的で、辞職してる」
「その事務所は、セクハラ専門です」
「頼ったことが?」
「いや上司から、セクハラを受けた時、紹介されたんです」
「上司から??(驚きのレニー)」「(ヴァン、小声で)女性だったの」
「・・・・言い寄られた」「何?」「それで異動に」
「その穴は、俺が埋めようか」
今日のレニー、冴えてるわナァ~(ニヤニヤ)
で、1エピ1回カーティスのモテ話、今日もノルマ達成~(クスッ)
セクハラ専門弁護士事務所で、話を聞く。
どうも、ウェルズは、ゲイであることを理由に解雇されたようだ。
そのことで、職場であった事務所を訴えようと考えていたらしい。
事務所では、依頼人からの苦情で解雇したとも言っている。
しかし依頼人である製紙会社は、
事務所の方から、ウェルズに不正行為があったため解雇したと言われたと。
理由を聞くと、私事であると・・・・
ウェルズの職場であった法律事務所の共同経営者ディクソン。
ウェルズをゲイを理由に解雇したことを認める。
なぜ知ったのか?
朝早くにウェルズの家に電話した時、男が出たと。
それで確信したと言うが・・・・。
手掛かりとして、ウェルズに届けられた花束を配達した生花店へ。
「ウェルズへの送り主を知りたい」
「生花店と顧客の秘匿特権に触れるかな」
・・・・なんて、今回、ナイスな方々ばかりで・・・(ウフッ)
送り主の名はスチュアート。住所が分かる。
訪ねても不在・・・
管理人に「心臓発作を起こしているかも?」などと言い、開けてもらうことに。
管理人について、部屋を見てまわる刑事コンビ。
令状はないぞ・・・それは承知だが・・・
写真を発見。管理人に写真を見せ、確認を。
「おい、スチュアート氏はどっちだ?」「こっちの男性だ」
「ジェリー・ディクソンだ」
警察トリオとクレア。
ディクソンが、ウェルズに迫ったが、うまくいかず腹いせに解雇に。
ウェルズが脅したので、思わず・・・推理するが・・・
「ディクソンが花の送り主で、ゲイだってのも、令状なしで知った情報よ」
「管理人に付き合っただけだ」
「判事にそんな話が通用すると思う?。無理だわ。
まずは、相当な理由を見つけて」
「自白ならどうだ?」「それでも結構よ」
トニーに協力を依頼。
事件当夜、ディクソンを見たという話を持ちかけ、会うことに。
会話を盗聴することにするが・・・
ディクソンに金を要求するトニー。何かやましいことがあるなら、金を渡すはず。
案の定、金を渡すディクソン・・・逮捕へ。
トニー君、お洒落したのに・・・残念でした☆
マッコイの執務室、マッコイ、クレア、ディクソン、弁護士。
「彼はウェルズ宅に言ってない。食事会に出てた。新聞に写真も載ってる」
「食事会は7時半からで、事件の30分後よ」
「無実の人間が、口止め料を?」
「ゆすりの被害に遭ったんだ」「通報してない」
「警察の手引きだ」「でも彼は知らなかった」
・・・・・・・・・・ディクソン、退室。
「逮捕後から抗うつ薬を処方され、自殺願望もある」
「裁判まで、頑張ってほしい」(ジャック、あなたもナイスです☆)
「(ハァ~)ジャ~ック!アリバイはあるし、目撃証言も凶器もないだろ」
「アパートから被害者の血が出てる」
「血液型が合っただけだ。他の男のヒゲ剃り負けかも」
「その男の名は?」
「そのうち伝える・・・それまでは、これでも見ててくれ。
強要された罪の自白だ。証拠排除を請求する」
本当にゆすったのか?トニーに問いただす。
トニー、ゲイであることを周囲にバラすと、ディクソンに金を要求したことを認める。
着用された盗聴器に触れ、音声が聞こえないようにして脅したようだ。
判事、被告人は明らかに脅迫を受けていたと判断。
自白は証拠として排除。起訴は棄却に。
検察トリオ、作戦会議。
先ずは、警察のことを愚痴って・・・(クスクス)
再審に向け、ディクソンのアリバイ崩しを。
アリバイの根拠としている、大学同窓会クラブの関係者に話を聞く。
ディクソンは、女好きで有名であり、夫人の苦労は周知であったと。
以前ディクソンからセクハラを受けていた女性に話を聞く。
訴えようとしたが、夫人に説得された、そして小切手も・・・。
ディクソン夫人に話を聞く検察コンビ。
婦人は、全面的に夫を支援し、闘う構え。
シフとマッコイ。
「重犯罪の成功には・・・」「協力者が要る」
「女も男も分別なく追いかける夫なのに
殺人を犯したら、妻が必死で守るとはな。私には考えられん愛情だ」
「理由は極めて理論的です。家族を守るために犯した罪だ」
そこにクレア登場。
「事件当夜のドアマンに、話が聞けました。夫妻は別々に7時前に出かけた。
夫人が先で、ディクソン氏が続いた」
「アリバイが崩れる」
「第2回戦の始まりだ」
再びディクソン逮捕。
「Miss.キンケイド、夫の潔白が証明されたら、検事局を訴えるわ。
Mr.マッコイと共に、職を失うわ」
強気のディクソン夫人。クレア、負けちゃいけない(ウム)
ディクソン、自ら希望し、ポリグラフを受けることに。
その結果の討論会を開催する検察トリオ。
「これで何を証明したかったんだ?ウソをつくことに慣れている男だ」
「彼は安定剤を?」
「それを考慮しても、まったく要領を得ない結果です。
46歳には迷いがあり、無実に迷いがない」
「本当に無実なのでは?」
「アリバイの質問を見ろ(クレアに結果を渡しながら)」
「(結果を見て)真実を述べていますね」
「科学の力も怪しいもんだ」
「殺害現場に、妻もいた可能性がある。食事会の前のアリバイはない」
「妻が殺害に立ち会った?」
「または、妻が撃ったか。自宅を出たのは夫人が先だ」
「確かに、夫が男性と浮気したら、私は行動に出る」(クレア、貴女もナイス!)
「可能性の段階で逮捕に踏み切らずに、まずは大陪審だ。
今度は起訴状なしで、動くなよ」
・・・・・・・・・
「当日、夫妻の家には?」「子供と子守りが残ってた」
子守りに話を聞く。
事件の前後では、明らかに夫人の様子が変わっていたと・・・。
事件前は取り乱し、事件後は陽気に・・・
「ディクソン家の問題が、一晩で解決してる」
「妻が犯人とは言えない・・・今ある証拠では、ディクソン氏の犯行になる」
「それを妻は知らない」
ディクソン夫人に会い、反応を見る検察コンビ。
婦人に犯行に確信が・・・・
マッコイの執務室。検察コンビ、ディクソン、弁護士。
妻がウェルズを撃ち、夫は目撃したのでは?
大番審で妻に関する証言を行えば、全面的な免責を与えるとマッコイ。
しかし弁護士は、夫婦間の秘匿特権を持ち出して、証言を拒否。
特権には適用範囲が限られており、銃殺の目撃は含まれないと、マッコイ。
「・・・・・大陪審で、奥さんの苦悩に理解が得られれば、罪状を故殺にすることもできる。
・・・・あなたを救うのは真実だ。奥さんも同じ・・・・・もうウソはたくさんでしょう・・・
だからポリグラフを受けた・・・・・・あなた次第だ」
大陪審。ディクソンの証言。
「ウェルズとの電話を妻が盗み聞きした。妻は怒り傷ついた。だがウェルズに非があると」
「なぜですか?」
「彼が誘わなければ、私は男性への興味を自制できたはずだと。彼の解雇を頼まれた」
「言う通りに?」
「ええ、交渉の余地はない。
金曜日に荷物をまとめさせたら、翌日彼から連絡が。
私と事務所を訴えると言われ、動揺した」
「やめるよう説得を?」
「ええ、解雇を取消し、金も払うと伝えた。でも断られました。
ゲイとバラして、私を苦しめたいと・・・・」
「妻に話した?」
「ええ、妻は興奮してました。結婚生活や家族が妻のすべてだった。
ウェルズを止めるよう言われたが、何もできなかった・・・でも分かったんです」
「何が?」
「・・・ウソをつくのをやめ、ゲイを公表する時が来たんだと。
ウェルズと共に、公表してしまえばいい」
「妻は何と?」
「錯乱状態でした。私には問題を解決する度胸がないと」
「それで?」
「(フー)私が、妻を追い詰めてしまったんだ」
「ええ、分かります・・・質問に答えて下さい」
「飲み物を取りに行き、戻ると、妻はいなくなってた」
「他に異変は?」
「・・・・」
「銃が、なくなってましたか?」
「ええ」
「あなたは何を?」
「妻を追って、ウェルズ宅へ。着いたときには死んでた」
「妻はどこに?」
「これ以上は無理だ・・・・・」
「妻はウェルズ宅に、まだいた?」「ええ・・・・」
「銃を持ってた?」「ええ」「それであなたは?」
「妻から銃を奪い、食事会で落ち合おうと。その場にあったものを拭いて回った」
「銃はどこに?」「・・・イースト・リバーに捨てた」
「この話を誰かにした?」「いいえ」
「自ら起訴されても、妻をかばったのは?」
「当然です。夫ですから」
大陪審は起訴を認める。
ディクソン家へ向かう刑事コンビとクレア。
応答がないため、鍵を開けてもらい中へ・・・
夫人を寝室で発見。放心状態だ。
そして浴室では、ナイフで刺されて死んでいるディクソンの姿が。
夫人が刺した・・・・・・・・・
原題『Deceit』も偽り、という意味で・・・
一体誰のことを指しているのか?
最初はゲイを隠していたウェルズかなって思ったが・・・
ウソを重ねて生きてきたディクソン?
それとも・・・偽りの幸せ家族を演出してきたディクソン夫人。
地味なエピですが、リアル感恐ろしいほど!!
こんな現実・・・・あると思う・・・・・(ウンウン)
ディクソン夫人は、多分、夫を愛していたのでしょうね。
家族のため、という理由以上に。
夫を責めたのは、最後の殺害だけでは?
口では散々罵っていたろうけど、やはり相手女性に小切手、渡したりして。
まぁディクソン氏が、どうにかしろよッ的夫だから・・・
それでも庇っていたんだな~って。
夫が妻を庇ったのは、その思いを知っているからかな?
地味!本当に地味ですが、心に残ったなぁ。純愛、かな?(ウンウン)
ラストで、印象がグッと残ってしまった・・・
ベスト・エピなんては言えないが(スマン)
なかなか良かった、と私的に思えるエピでした。
地味に面白セリフもあったし・・・
カーティス、モテ過ぎでは?
これじゃ、カーティス妻、どうするよ?と要らない心配を(クスクス)
やはり!レニーのジョークが・・・・お素敵!!
で、今回検事長・・・・・これまた静かで。
マッコイとしては珍しいが、SWとしてはコレですね(ニコッ)
言葉は静かですが、表情もあったし(ニコニコ)
静かに語ると・・・・おぉ!老マッコイの落ち着きが!!!!
語るマッコイ、大いに堪能(エヘヘ~)
で、シフとマッコイ。
「励ましをどうも」「いいんだ」
これで、笑うの、私だけ???(クスクス)
捜査を始めるブリスコー&カーティス。
で、隣の高齢者婦人の観察力というか、偵察ぶりがお見事!と
思わず言ってしまいました。
仕事上のミスが続き、退職したとの情報も。
また恋人と揉めていた、との話もあり。
先ずは恋人ライザを捜すことに。
ところが、ライザ=トニー・コニカという女装家の男性であることが分かる。
トニーは、ウェルズの恋人であったが、すでに別れたと言っている。
「・・・・エリオットは、外ではデートせず
近所の手前、僕に女装させ、ベッドでも・・・」
「それ以上は、結構だ」
笑った===!!レニー、もう聞きたくないって?(クスクス)
警察トリオ、作戦会議。
ブリスコー、トニーが怪しいと勘ぐるが・・・・
そこでカーティス、新たな発見を。
「・・・これを見てくれ。土曜の夜ウェルズは、別の事務所に電話してる」
「転職活動でしょ?」
「だが休養目的で、辞職してる」
「その事務所は、セクハラ専門です」
「頼ったことが?」
「いや上司から、セクハラを受けた時、紹介されたんです」
「上司から??(驚きのレニー)」「(ヴァン、小声で)女性だったの」
「・・・・言い寄られた」「何?」「それで異動に」
「その穴は、俺が埋めようか」
今日のレニー、冴えてるわナァ~(ニヤニヤ)
で、1エピ1回カーティスのモテ話、今日もノルマ達成~(クスッ)
セクハラ専門弁護士事務所で、話を聞く。
どうも、ウェルズは、ゲイであることを理由に解雇されたようだ。
そのことで、職場であった事務所を訴えようと考えていたらしい。
事務所では、依頼人からの苦情で解雇したとも言っている。
しかし依頼人である製紙会社は、
事務所の方から、ウェルズに不正行為があったため解雇したと言われたと。
理由を聞くと、私事であると・・・・
ウェルズの職場であった法律事務所の共同経営者ディクソン。
ウェルズをゲイを理由に解雇したことを認める。
なぜ知ったのか?
朝早くにウェルズの家に電話した時、男が出たと。
それで確信したと言うが・・・・。
手掛かりとして、ウェルズに届けられた花束を配達した生花店へ。
「ウェルズへの送り主を知りたい」
「生花店と顧客の秘匿特権に触れるかな」
・・・・なんて、今回、ナイスな方々ばかりで・・・(ウフッ)
送り主の名はスチュアート。住所が分かる。
訪ねても不在・・・
管理人に「心臓発作を起こしているかも?」などと言い、開けてもらうことに。
管理人について、部屋を見てまわる刑事コンビ。
令状はないぞ・・・それは承知だが・・・
写真を発見。管理人に写真を見せ、確認を。
「おい、スチュアート氏はどっちだ?」「こっちの男性だ」
「ジェリー・ディクソンだ」
警察トリオとクレア。
ディクソンが、ウェルズに迫ったが、うまくいかず腹いせに解雇に。
ウェルズが脅したので、思わず・・・推理するが・・・
「ディクソンが花の送り主で、ゲイだってのも、令状なしで知った情報よ」
「管理人に付き合っただけだ」
「判事にそんな話が通用すると思う?。無理だわ。
まずは、相当な理由を見つけて」
「自白ならどうだ?」「それでも結構よ」
トニーに協力を依頼。
事件当夜、ディクソンを見たという話を持ちかけ、会うことに。
会話を盗聴することにするが・・・
ディクソンに金を要求するトニー。何かやましいことがあるなら、金を渡すはず。
案の定、金を渡すディクソン・・・逮捕へ。
トニー君、お洒落したのに・・・残念でした☆
マッコイの執務室、マッコイ、クレア、ディクソン、弁護士。
「彼はウェルズ宅に言ってない。食事会に出てた。新聞に写真も載ってる」
「食事会は7時半からで、事件の30分後よ」
「無実の人間が、口止め料を?」
「ゆすりの被害に遭ったんだ」「通報してない」
「警察の手引きだ」「でも彼は知らなかった」
・・・・・・・・・・ディクソン、退室。
「逮捕後から抗うつ薬を処方され、自殺願望もある」
「裁判まで、頑張ってほしい」(ジャック、あなたもナイスです☆)
「(ハァ~)ジャ~ック!アリバイはあるし、目撃証言も凶器もないだろ」
「アパートから被害者の血が出てる」
「血液型が合っただけだ。他の男のヒゲ剃り負けかも」
「その男の名は?」
「そのうち伝える・・・それまでは、これでも見ててくれ。
強要された罪の自白だ。証拠排除を請求する」
本当にゆすったのか?トニーに問いただす。
トニー、ゲイであることを周囲にバラすと、ディクソンに金を要求したことを認める。
着用された盗聴器に触れ、音声が聞こえないようにして脅したようだ。
判事、被告人は明らかに脅迫を受けていたと判断。
自白は証拠として排除。起訴は棄却に。
検察トリオ、作戦会議。
先ずは、警察のことを愚痴って・・・(クスクス)
再審に向け、ディクソンのアリバイ崩しを。
アリバイの根拠としている、大学同窓会クラブの関係者に話を聞く。
ディクソンは、女好きで有名であり、夫人の苦労は周知であったと。
以前ディクソンからセクハラを受けていた女性に話を聞く。
訴えようとしたが、夫人に説得された、そして小切手も・・・。
ディクソン夫人に話を聞く検察コンビ。
婦人は、全面的に夫を支援し、闘う構え。
シフとマッコイ。
「重犯罪の成功には・・・」「協力者が要る」
「女も男も分別なく追いかける夫なのに
殺人を犯したら、妻が必死で守るとはな。私には考えられん愛情だ」
「理由は極めて理論的です。家族を守るために犯した罪だ」
そこにクレア登場。
「事件当夜のドアマンに、話が聞けました。夫妻は別々に7時前に出かけた。
夫人が先で、ディクソン氏が続いた」
「アリバイが崩れる」
「第2回戦の始まりだ」
再びディクソン逮捕。
「Miss.キンケイド、夫の潔白が証明されたら、検事局を訴えるわ。
Mr.マッコイと共に、職を失うわ」
強気のディクソン夫人。クレア、負けちゃいけない(ウム)
ディクソン、自ら希望し、ポリグラフを受けることに。
その結果の討論会を開催する検察トリオ。
「これで何を証明したかったんだ?ウソをつくことに慣れている男だ」
「彼は安定剤を?」
「それを考慮しても、まったく要領を得ない結果です。
46歳には迷いがあり、無実に迷いがない」
「本当に無実なのでは?」
「アリバイの質問を見ろ(クレアに結果を渡しながら)」
「(結果を見て)真実を述べていますね」
「科学の力も怪しいもんだ」
「殺害現場に、妻もいた可能性がある。食事会の前のアリバイはない」
「妻が殺害に立ち会った?」
「または、妻が撃ったか。自宅を出たのは夫人が先だ」
「確かに、夫が男性と浮気したら、私は行動に出る」(クレア、貴女もナイス!)
「可能性の段階で逮捕に踏み切らずに、まずは大陪審だ。
今度は起訴状なしで、動くなよ」
・・・・・・・・・
「当日、夫妻の家には?」「子供と子守りが残ってた」
子守りに話を聞く。
事件の前後では、明らかに夫人の様子が変わっていたと・・・。
事件前は取り乱し、事件後は陽気に・・・
「ディクソン家の問題が、一晩で解決してる」
「妻が犯人とは言えない・・・今ある証拠では、ディクソン氏の犯行になる」
「それを妻は知らない」
ディクソン夫人に会い、反応を見る検察コンビ。
婦人に犯行に確信が・・・・
マッコイの執務室。検察コンビ、ディクソン、弁護士。
妻がウェルズを撃ち、夫は目撃したのでは?
大番審で妻に関する証言を行えば、全面的な免責を与えるとマッコイ。
しかし弁護士は、夫婦間の秘匿特権を持ち出して、証言を拒否。
特権には適用範囲が限られており、銃殺の目撃は含まれないと、マッコイ。
「・・・・・大陪審で、奥さんの苦悩に理解が得られれば、罪状を故殺にすることもできる。
・・・・あなたを救うのは真実だ。奥さんも同じ・・・・・もうウソはたくさんでしょう・・・
だからポリグラフを受けた・・・・・・あなた次第だ」
大陪審。ディクソンの証言。
「ウェルズとの電話を妻が盗み聞きした。妻は怒り傷ついた。だがウェルズに非があると」
「なぜですか?」
「彼が誘わなければ、私は男性への興味を自制できたはずだと。彼の解雇を頼まれた」
「言う通りに?」
「ええ、交渉の余地はない。
金曜日に荷物をまとめさせたら、翌日彼から連絡が。
私と事務所を訴えると言われ、動揺した」
「やめるよう説得を?」
「ええ、解雇を取消し、金も払うと伝えた。でも断られました。
ゲイとバラして、私を苦しめたいと・・・・」
「妻に話した?」
「ええ、妻は興奮してました。結婚生活や家族が妻のすべてだった。
ウェルズを止めるよう言われたが、何もできなかった・・・でも分かったんです」
「何が?」
「・・・ウソをつくのをやめ、ゲイを公表する時が来たんだと。
ウェルズと共に、公表してしまえばいい」
「妻は何と?」
「錯乱状態でした。私には問題を解決する度胸がないと」
「それで?」
「(フー)私が、妻を追い詰めてしまったんだ」
「ええ、分かります・・・質問に答えて下さい」
「飲み物を取りに行き、戻ると、妻はいなくなってた」
「他に異変は?」
「・・・・」
「銃が、なくなってましたか?」
「ええ」
「あなたは何を?」
「妻を追って、ウェルズ宅へ。着いたときには死んでた」
「妻はどこに?」
「これ以上は無理だ・・・・・」
「妻はウェルズ宅に、まだいた?」「ええ・・・・」
「銃を持ってた?」「ええ」「それであなたは?」
「妻から銃を奪い、食事会で落ち合おうと。その場にあったものを拭いて回った」
「銃はどこに?」「・・・イースト・リバーに捨てた」
「この話を誰かにした?」「いいえ」
「自ら起訴されても、妻をかばったのは?」
「当然です。夫ですから」
大陪審は起訴を認める。
ディクソン家へ向かう刑事コンビとクレア。
応答がないため、鍵を開けてもらい中へ・・・
夫人を寝室で発見。放心状態だ。
そして浴室では、ナイフで刺されて死んでいるディクソンの姿が。
夫人が刺した・・・・・・・・・
原題『Deceit』も偽り、という意味で・・・
一体誰のことを指しているのか?
最初はゲイを隠していたウェルズかなって思ったが・・・
ウソを重ねて生きてきたディクソン?
それとも・・・偽りの幸せ家族を演出してきたディクソン夫人。
地味なエピですが、リアル感恐ろしいほど!!
こんな現実・・・・あると思う・・・・・(ウンウン)
ディクソン夫人は、多分、夫を愛していたのでしょうね。
家族のため、という理由以上に。
夫を責めたのは、最後の殺害だけでは?
口では散々罵っていたろうけど、やはり相手女性に小切手、渡したりして。
まぁディクソン氏が、どうにかしろよッ的夫だから・・・
それでも庇っていたんだな~って。
夫が妻を庇ったのは、その思いを知っているからかな?
地味!本当に地味ですが、心に残ったなぁ。純愛、かな?(ウンウン)
ラストで、印象がグッと残ってしまった・・・
ベスト・エピなんては言えないが(スマン)
なかなか良かった、と私的に思えるエピでした。
地味に面白セリフもあったし・・・
カーティス、モテ過ぎでは?
これじゃ、カーティス妻、どうするよ?と要らない心配を(クスクス)
やはり!レニーのジョークが・・・・お素敵!!
で、今回検事長・・・・・これまた静かで。
マッコイとしては珍しいが、SWとしてはコレですね(ニコッ)
言葉は静かですが、表情もあったし(ニコニコ)
静かに語ると・・・・おぉ!老マッコイの落ち着きが!!!!
語るマッコイ、大いに堪能(エヘヘ~)
で、シフとマッコイ。
「励ましをどうも」「いいんだ」
これで、笑うの、私だけ???(クスクス)
女装家のトニー・コニカのキャラが面白かった。それっぽい感じだったし。
ゲイ&女装家って、可愛らしい場合が多いけど、トニーも可愛い部類に入る気がする。
トニーは、ブリスコーとレイ、どちらが好みかな。
>「いや上司から、セクハラを受けた時、紹介されたんです」
「上司から??(驚きのレニー)」「(ヴァン、小声で)女性だったの」
「・・・・言い寄られた」「何?」「それで異動に」
「その穴は、俺が埋めようか」
今日のレニー、冴えてるわナァ~(ニヤニヤ)
で、1エピ1回カーティスのモテ話、今日もノルマ達成~(クスッ)
レイは、モテ話満載なんだけど、今の奥さんに対しては真面目な言動だよね。
言葉だけ聴くとブリスコーの方が軽快ね。
でも、ブリスコーの場合、いやらしく聴こえなくて、可愛いおやじギャグっぽい。
>案の定、金を渡すディクソン・・・逮捕へ。
トニー君、お洒落したのに・・・残念でした☆
こうゆう所で、トニー面白いと思いました。
>強気のディクソン夫人。クレア、負けちゃいけない(ウム)
凄い、ディクソン夫人が強気でしたね。
それで、途中から、夫人も怪しいと思いました。
>夫人を寝室で発見。放心状態だ。
そして浴室では、ナイフで刺されて死んでいるディクソンの姿が。
夫人が刺した・・・・・・・・・
こうゆう衝撃的なシーンを撮らせたらL&Oは、抜群ですね。
こうゆう何とも言葉に出ない重いシーンが大好きです。
あぁ・・・って感じ。
妻が殺したのか?夫が自殺したのか?って風に。
ゲイに関するエピは、本人と共に家族も巻き込まれてしまう・・・
個人的趣向を越えてしまうんですよね・・・フゥ~