我が 「 千円札事件 」

2011-09-17 | 日記

         

余禄です。

昨日掲載した 『 MARIE LAURENCIN 詩画集 』 の本の中からこの千円札紙幣が、なんと!発見されました。ブログに掲載するための写真を撮るため、あちこちと点検していて表紙カバーを外して見たりしていたところ、カバーと裏表紙の間に挟まっていました!偽札ではないよな…と思いつつ、ライトに透かして見たり、手で触って見たりして、でも前に赤瀬川原平の「千円札事件」もあったしな…とか、嬉しく思い過して見たりしていました。古銭としてプレミアムがついてるのかな、なんて思ったりして…。昨日は16日だったので、いいろく、で余禄?つまらないシャレでした。

  暑き夜に聖徳太子も耐え切れず

以前の 『 詩画集 』 の所有者は、この千円札を何に使おうとしたんだろうか?そう思うと、お札の哀愁の香りが僕の胸を通り過ぎて行く。大切に、分らないように、その時のために、と思っていたのが当の本人にも、もはや忘れられていたのである。忘れるほどに、所有者の誠実な暮らしぶりをかいま見るようにも思う。

 


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