研ぎのお話。
先日のミニ削ろう会で愛媛の山本氏から研ぎに付いての説明書をいただいた。
そこに書いてあったのは今までの研ぎの話しを覆すような事が書いてありました。今までは砥石で研ぐのではなく研ぎ汁で砥ぐものと信じそれを書物に著す権威筋も多い。
実際この研ぎをすると美しい研ぎ面が現れ、一見切れそうに見えるがそれは会見だけであり、全く切れない。この論議の行き着く先には(究極の切れ)がある筈だった。だがそのような物は幻想に過ぎない。など等々の事が書かれていましたその最後の方に「刃物は研ぎ汁で研ぐ物にあらず砥石で研ぐもの」研ぎ汁は廃棄物でしかない。
その後以前に教えて戴いた研ぎをしてみた。
最初に荒砥石で26°に刃を研ぎその後はキングG1にWA10000番で鋼だけを28°で研ぐ研ぎ巾は2㎜~3㎜その後刃先を0.3~0.5を29°に立てて研ぐチョット見ると刃先に砥石が当たっていないように錯覚をする。
いざ削ってみると実に良く切れるのです。挽きも軽い。
屑だまりに粉が出てこない。
削った木肌も非常に良い仕上がりを見せるのです。
今までとは全く違う研ぎ。
どちらを選びますか?
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先日のミニ削ろう会で愛媛の山本氏から研ぎに付いての説明書をいただいた。
そこに書いてあったのは今までの研ぎの話しを覆すような事が書いてありました。今までは砥石で研ぐのではなく研ぎ汁で砥ぐものと信じそれを書物に著す権威筋も多い。
実際この研ぎをすると美しい研ぎ面が現れ、一見切れそうに見えるがそれは会見だけであり、全く切れない。この論議の行き着く先には(究極の切れ)がある筈だった。だがそのような物は幻想に過ぎない。など等々の事が書かれていましたその最後の方に「刃物は研ぎ汁で研ぐ物にあらず砥石で研ぐもの」研ぎ汁は廃棄物でしかない。
その後以前に教えて戴いた研ぎをしてみた。
最初に荒砥石で26°に刃を研ぎその後はキングG1にWA10000番で鋼だけを28°で研ぐ研ぎ巾は2㎜~3㎜その後刃先を0.3~0.5を29°に立てて研ぐチョット見ると刃先に砥石が当たっていないように錯覚をする。
いざ削ってみると実に良く切れるのです。挽きも軽い。
屑だまりに粉が出てこない。
削った木肌も非常に良い仕上がりを見せるのです。
今までとは全く違う研ぎ。
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でないとあんな上手い削り出来ませんよね。
今度お会いしたらこっそり教えてください。
お願いします。
うずまきさんO原さんをご存じでしたか。あの人ただの鍛冶屋さんではないですよ。
まるで鍛冶屋界のダビンチではないですか。
次元が全然違います。
以前O原さんに、概ね同様の事を教わりました。
私も 刃先だけを研ぐやり方を 少しだけ試したことがありますが じつに良く切れました。
そのときには 考えがまとまらなかったのですが
この記事を読んで なんとなく判ってきたことがあります。
それは研ぎの精度についてなんですが、たぶん
2分研ぎなどを含めて 刃先だけを研ぐこのやりかたが 刃物研ぎの技術全体を大きく底上げしていくような気がするんです。
その方にも会って話がしてみたいもんです。