京都発・町家・大工はんなり日記

京都で仕事と道具を楽しみながら毎日過ごす。

町家の灯り。

2009-02-14 07:08:04 | 町家
町家の灯り。

町家の改修をしていて困るのは最後に取り付ける灯りです。

町家というのは普通豪華ではなくシンプルな物が多いようです。

それでも陶器で出来ているこの飾り物なぞはなかなか味わい深い物です。

シンプルなのですが何故か暖かさを感じるのは昔は何処のお家でもこうだったので何処か懐かしさがあるからかもしれません。

古き良き時代を過ごしてきた電灯器具が残っているのは嬉しい限りです。


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1 コメント

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Unknown (アウトローな大工)
2009-02-14 21:20:26

町家の灯りによせて


裸電球



今でも研ぎ場で、研ぎあがった刃先や目立てした歯

先を見る時、裸電球の光源を頼りにしたりします。


この一方向からキラットと反射する光で判断してい

ます。


また、昔はマイクロスコープ顕微鏡などの補助光に

は、真球に近い均一な極薄のガラス厚とフィラメ

ントの位置や材質が優れている明るく光に、歪みが

少ない医療用の手作り豆電球が光学的に良かったで

す。


今は多くの色々な仕様の金属顕微鏡類や解像度の高

いCCDカメラ・高光度LED照明類が、低価格で普及し

てきました。


便利なTOOLです。




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