京都発・町家・大工はんなり日記

京都で仕事と道具を楽しみながら毎日過ごす。

町屋発ほんまもん 2017年3月企画のご案内。

2017-02-20 23:34:31 | 道具箱
みなさま

寒さの最も厳しい時期も超えたでしょうか。庭の草木にも明るい色が見えてきました。
今回は、北区の閑静な住宅街にある築80年くらいのニコイチ長屋を、
1軒を住まいに、1軒を工房にしておられる額職人のハチマン工房さんに再びお邪魔して開きます。
神代杉など様々な樹種を用い、自然の木の形を活かした中村さんの額と、
2軒分の前栽を繋げた緑の空間のある長屋を楽しみに、いつもの道具談議を咲かせましょう!

『 特殊道具の仕立て方 番外編 ! 
お江戸の鍛冶、上方の鍛冶 - 江戸後期から昭和初期の鍛冶- 』 
その1  上方の鍛冶・資料 「 三木・大阪の鍛冶屋 」


講 師   宮殿師 山田 英次さん 
本物の職人は、自分の使う道具は自分で仕立てる…
そんな連綿と受け継がれる手道具技術の中でも、
古くから特別な専門職であった「鍛冶」。
歴史が下るにつれ建物や造形物はより複雑になり、道具の使い手たちは、
より優れた技術や仕事の効率性を求め、道具への要求も高くなった。
その手道具職人の技術を支えたひとつが、鍛冶であった。死しても道具は残る。
自分で仕立てるその前に、良き道具へ巡り合えることを思って。
手道具技術が大きく発展し、なおかつ実際の道具や資料が残る、
昨年開いていただいた、江戸後期から昭和初期の鍛冶の名工に続く番外編の講座。
今回は身近な上方の鍛冶職人のお話です。
現在にあっても金物の町として続く兵庫県三木市の職人たちを中心に、
大阪にも名工がいたのですね。あの家紋、あの銘。
読み解ければと思うことありますね。
きっとそれに通づるヒントが沢山あるお話になるでしょう。
道具に精通した宮殿師の山田さんが、貴重な道具を並べてお話して下さいます。
現存する貴重な道具について、その特徴や作者の流れを知ることで、
より多くの道具がこれからも受け継がれていくことを願って…
コアな道具談議、健在です!

日 時:3月12日(日)13時~15時頃      
参加費:1000円 (定員20名)
会 場:ハチマン工房  京都市北区下鴨東… 
*申込された方に詳しい住所などをお知らせします。
(市バス206番「高木町」バス停より徒歩約4分(地下鉄烏丸線「松ヶ崎」駅より 徒歩約8分)

*会場に駐車場はありません。
近くに小さなコインパーキングはあります。お車でお越しの際は、当日会場でお尋ねください。
住所/氏名/職業/参加希望の月/連絡先(メールアドレス・連絡のつき易い電話番号・FAXのうちあるもの)
記入の上、下記の「町家発ほんまもん」事務局まで

・メールmachiya_honmamon●yahoo.co.jp  ・FAX 0721-26-9540のどちらかまで。
●を@に置き換えて下さい。
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例年年明けに開いていた「初削り」。今年は4月16日(日)にみやこめっせにて!改めてご案内いたします!

町家発ほんまもん 綱本琴


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