京都発・町家・大工はんなり日記

京都で仕事と道具を楽しみながら毎日過ごす。

「 町家発 ほんまもん 」  2014年11月 のご案内

2014-10-13 23:17:06 | Weblog
「 町家発 ほんまもん 」  2014年11月 のご案内

『 作り手から見た鋸の見方 』

― 使い手にとっての良い鋸とは? ―

講 師 鋸鍛冶 井之上 博夫 さん 

賑やかだった祭り囃を惜しみながらも、色づく木々に秋の深まりを感じる頃。今回も深みのあるお話で、心を豊かな学びで満たしませんか。

刃物の町三木で、老舗の鋸鍛冶屋の暖簾を守る、井之上博夫さん。父親が初代井筒屋藤八(安永9.2.8.亡)の流れをくむ鋸鍛冶として、昭和2年に創業し、玄人用鋸を専門として製造してきた家業を継承し、伝統工芸士として、伝統工芸品などの格の高い鋸を世に送り出してこられました。

今回の企画では、井之上さんの長年の鋸づくりの経験で培って来られた技術から、作り手から見た「良い鋸」と「悪い鋸」の見分け方をテーマにお話をしていただきます。
鋸を作る工程から来る熱処理による歪みをどう取っているのか、切る木の種類によって鋸のアサリの出はどう違いを出しているのか、刃の大きさや枚数は何で決まってくるのか、片引き鋸と両刃鋸の形の違いは、ふにゃふにゃとした鋸にしないためには、など作り手がこだわる部分を理解することは、すなわち使い手にとって良い鋸を見分けるポイントを学ぶということ。

良い道具を見極めて、応援する使い手が増えることが、優れた使い手が作り続ける環境をつなげていくことにもつながります。今回も道具を手にして、作り手から生のお話を聞き、疑問をどんどんぶつける、町家発ほんまもんならではのスタイルを貫きます。
道具とのおつきあいをまた一歩、一歩、楽しみましょう♪

日 時:11月16日(日)13時~15時頃      参加費:1000円 (定員20名)

会 場:ARISA HOUSE MUSEUM(アリサハウスミュージアム)
(市バス「千本旧二条」バス停より徒歩3分(阪急大宮より多数 ほかJR京都駅)/JR山陰線・地下鉄東西線各「二条」駅より徒歩10分)

*会場に駐車場はありませんが、周辺にコインパーキングがあります。お車でお越しの際は、当日会場でお尋ねください。

申込方法
住所/氏名/職業/参加希望の月/連絡先(メールアドレス・連絡のつき易い電話番号・FAXのうちあるもの)記入の上、下記の「町家発ほんまもん」事務局まで(*会場場所などの詳細が必要な方は申し込み時にその旨をご連絡下さい)

・メールmachiya_honmamon●yahoo.co.jp・FAX 0721-26-9540 のどちらかまで。
●を@に置き換えて下さい。

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