京都発・町家・大工はんなり日記

京都で仕事と道具を楽しみながら毎日過ごす。

堀場敏宣氏。

2010-07-12 22:46:11 | 人物訪探
堀場敏宣氏。

どんな鉋台でも狂ってくる物ですよね。

この季節には特に調整には手を焼いてしまいます。

何故かこの方に打って頂いた台は狂いが少ないのです。手で持った感じも材質自体が吟味されているのでしょう。非常に硬く感じられるのです。

一度お訪ねをした事があるのですが同じ材でも乾かし方によって良く乾燥するのだそうです。倉庫を見せていただいたときも沢山積み上げてありましたがいくつもの工夫をされているようです。

この鉋も堀場氏にお願いしました。勾配は分け合って9分に仕上げて貰っています。

屑だまりはほぼ直角に

刃口は普通口で

長さは1尺。

押さえ棒は何時もと同じの釘で良いと言ってあります。

この方の台は田中久夫さんを超えているような気がしてきています。

はんなりの刻印を打ちましょう。

わがまま言い放題の私の話を聞いてくれる頼もしい台屋さんですよ。

よく人に聴かれるのですが「お願い出来るのでしょうか?」と

もちろん誰でも話を聞いて頂ける台屋さんですよ。

良かったら0794-83-5491オーク製作所へ電話をしてみたら・・・

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